利き手の手術から2年経って
2020年の10月半ば、右手の手術をしました。手の甲にはちくちくと縫っていただいた跡が10cmほどありますが、今はだいぶ目立たなくなりました。
関節リウマチになったのが45歳頃です。
右手がこうなったのは、他の理由もありますが、無理して好きなことを続けたせいもあると思っています。周りの人に助けてもらえたから、わがままを通すことができました。
夫にも息子たちにもしわ寄せがいったと思うけれど、どうしても諦めることができなかったのです。
プロフィールと過去記事・ブログ村今日は、利き手の手術をして2年経った今の気持ちをまとめてみました。
この記事でお伝えしたいのは、「好きなことが一つでもあればそのために他のことも頑張れるから、もし今なにかで迷っておられるなら好きなことを続けるのを目標に頑張ってみませんか」ということです。

好きなことが一つでもあれば頑張れる
リウマチとわかったあとも、私は主治医の言うことを聞かず、大好きだったエアロビクスを止めませんでした。
エアロビクスは身体全体を使った有酸素運動なので、どれだけかばっても手の関節は動かします。
私は、服で隠れる膝や足首だけでなく、腫れていた右手にもサポーターを巻き、踊り続けてしまいました。
腱が切れてしまったのは、私がそんなことを長年続けてきたからだと思っています。

でも、発病してからも、10年以上も好きなことを楽しめて良かったです。薬に慣れるまで4ヶ月ほどは休まざるを得なかったのですが、久しぶりにレッスンを受けた日のことは忘れられません。涙が出てきたんです、その場で。
副作用で吐き気がしても薬を飲めたし、リハビリも頑張れました。すべては、エアロビクスのためでした。
家族のためとか主婦なのだからとかの前に、好きなことを続けたいという強い気持ちがありました。
エアロビクスは大学1年の終わり頃から続けている趣味で、かれこれ40年になります。それほど私に合っていたのだと思います。

手の目立つところに傷が残ったし、手首も変形しました。腱の再建手術をしてからは、動かせるものの前より動かしにくくなりました。
でも、好きなことをやめなかったから、日常にしんどいことがあっても頑張ってくることができました。
そんな私に理解をしめしてくださった先生や、呆れつつも励ましてくれた家族や友人に、感謝しています。
逃げていた片付けも
ずっと避けてきた片付けをやめずに来れたのも、好きなことを続けていられたからです。
手が思うように使えないので挫けそうになりましたが、週末にはレッスンを受けられる!と思えば、それまでにもう少し片付けておこうと思えました。
物が減って家が使いやすくなる手ごたえを感じられるようになると、さらに片付けがすすんでいきました。家の中で次々と起こった問題にも、対処できました。
シニアこそ、好きなことがあるのが大切
好きなことがあるのが重要というのは、これから老いていくにつれさらに感じるはずです。
これは同居の義母や一人暮らしをしている母を見ていて、しみじみ思うこと。たとえ小さなことでも好きなことを家でできているのが、心の拠り所になっていると感じるからです。
なんでもいいと思います。好きなことなら。

頑張ることも楽しむことも、いつかは減ってきます。
それを嘆くのではなく、楽しめるうちにたくさん楽しんで、時間もお金ももうちょっと自分に回してやろうと思っています。
今しか頑張れないことやチャレンジできないことを、今のうちにやっておきたい気持ちもあります。
おわりに
自分だけが頑張ってきて今があるわけじゃないと、2年の節目にまた言い聞かせています。すぐ忘れてしまうので、こうして書いて読んでいただきました。
みなさんには好きなことがありますか。それを励みに頑張っておられることも、きっとあるでしょう。お互い、細く長くそれを続けていきたいですね。
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