もう嫌になった食器を捨てました。嫌になったというより飽きてしまいました。
この気持ちは、こんまり(近藤麻理恵)さんの片付けでいうところの「ときめき」がなくなった状態です。
大々的に家の片付けをはじめた6年前、すでにこんまりさんの片付け方は広まっており、私も著書を拝見して真似してきました。
ですがこの「物にときめく」という感覚は、なかなかつかめませんでした。
それが片付けを続けて多くの物にふれるうち、少しずつ理解できるようになりました。楽になってきたのです。
今日は、こんまりさんの片付け方に救われてきた私が食器を捨てるときにしている2つのことについて書きます。

好きだったはずの食器に飽きたときに考えたこと、していること
今回の食器の処分も、もったいないとはもう思いませんでした。
限られたスペースには好きな食器をいれて使い、この先の食事を楽しいものにしていきたいからです。
そういう食器を捨てる前にしていることは2つあります。
●最後にもういちど使う
●不燃ごみ用の袋にいれるとき「ありがとね」と声に出して言う
こんまり流の片付けの最大の特徴だと思う”物に感謝してお別れする”ということを、今も続けています。
本当に声に出していうと、すっと心が軽くなります。
捨てる罪悪感は消え、サッパリとした気持ちでいられるようになりました。
食器の片付けはどのようにしてきたか
食器の整理は、家じゅうの大片付けををはじめた6年前の最初のほうで手をつけました。
食器は、結婚25年で狭いキッチンには収まりきらないほどの数になっており、押入れや納戸にも入れていました。
でも服や本に比べると、食器の整理はさほど迷わなかったです。
なぜかというと、自分が好きな食器はごく一部だったから。
2014年の記事⇒
食器の断捨離でとてもスッキリ◆キッチンの片づけに弾みがつきました。 その他、キッチンの片付けてアクセスの多い記事

使わないのに持ち続けていた理由を知ると、自分を許せるようになる
使わないのに持ち続けていた食器には訳があったのだと、片付けている最中に気付きました。
捨てられなかった理由に気付くと、片付けられなかった自分のことも少しずつ許せるようになりました。
結婚するときに実家で寄せ集めた頂き物の良い食器
まったく好みではありませんでしたが、母の思いを遮ることはできませんでした。
田舎に嫁いで同居するためトラック3台分の嫁入り道具を持たせてくれたけれど、中身のすべてを充実させることまでは無理でした。
私も望んでいませんでした。自分も余裕がなかったし親にも申し訳なかったしで。
結婚後すぐ同居し、嫁姑で集めまくったパン祭りの白い食器
シールを集めていただいた白い食器は使い勝手がよく、重宝しました。
でも、本当にその食器を欲しかったからパンを買ってシールを集めたのではありませんでした。
それらは、ギクシャクしがちな同居で話のネタとして利用したり、シールのマスを埋めていく小さな達成感を得たりするために役立てていたのでした。
地元の銀行からもらう景品の食器
夫の実家で同居した5年半、地元の銀行で少額の積み立てをいくつもしていました。
満期がくるたび乗り換えたので、よく小さなお皿やお湯のみをいただきました。
でも、申し訳ないのですが全く好みではありませんでした。
このように考えながら食器を整理していると、本当は自分がどんな食器を使いたいか、どういうものなら使いやすいかということもわかってきました。
55歳でした昨年のLDKのリフォームでは、食器棚の大きさをそれまでの半分以下にし、使い続けたい食器だけを残しました。
こんなテーマもあります。
ブログ村テーマ
50代からを無理なく暮らす見直しとヒント。
食器の整理。捨てる罪悪感を消すためにしていること
でも、そこをくぐり抜けてきた好きだった食器も、好みではなくなる時がきてしまいました。
そういう食器を捨てるときは最後にもういちど使って洗い、「ありがとね」と言って指定のごみ袋に入れています。
「ときめかなくなった」とか「飽きてしまった」とかいう理由だとたしかに捨てにくいです。
それでも、この先の人生では今の自分が好きな食器を使ってご飯を食べたいです。
こんまりさんの片付け方には大いに影響を受けました。
物の捨て方だけでなく、持ち方に対する考えも変わりました。
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