こんまりさんの「ときめき片付け」で食器を整理してみた
もう嫌になってしまった食器を捨てました。嫌になったというより飽きてしまった食器です。この気持ちは、こんまり(近藤麻理恵さん)流片付けでいうところの「ときめき」がなくなった状態です。
私は、こんまりさんのこの「ときめく」か「ときめかないか」という物の分けかたに救われました。
大々的に家の片付けをはじめた8年前、すでにこんまりさんの片付け方は広まっており、私も著書を拝読して真似してきました。
はじめのうちは、この「物にときめく」という感覚はなかなかつかめませんでした。それが、片付けを続けて多くの物にふれるうち、少しずつ理解できるようになりました。
今日は、こんまりさんの片付け方に救われてきた私が、食器を捨てるときに今も続けている2つのことについて書きます。
目次▶
好きだったはずの食器に飽きたときにしている2つのこと▶
食器の片付けはどのようにしてきたか▶
使わないのに持ち続けていた理由を知ると、捨てる自分を許せるようになる ▶
結婚するときに実家で寄せ集めた頂き物の良い食器 ▶
結婚後すぐ同居し、嫁姑で集めたパン祭りの白い食器 ▶
地元の銀行からもらう景品の食器▶
終わりに
*2019年10月17日更新、2022年4月17日加筆更新
好きだったはずの食器に飽きたときにしている2つのこと
今回の食器の処分も、もったいないとはもう思いませんでした。
限られたスペースには、好きな食器だけをいれておきたいという思いが強くなっているからです。
そう思えなくなった食器を捨てる前にしていることが、2つあります。
●最後にもういちど使う
●不燃ごみ用の袋にいれるとき「ありがとうね」と声に出して言う
「ありがとうね」と本当に声に出していうと、心が軽くなります。捨てる罪悪感は消え、サッパリします。
最後にもういちど使うのもそう。”物に感謝してお別れする”というこんまり流(近藤麻理恵さん)の片付け方を、今も参考にさせてもらっています。
食器の片付けはどのようにしてきたか
50歳で重い腰をあげ家じゅうの大片付けををはじめた頃、食器は、狭いキッチンに収まりきらないほどの数になっていました。
そのため、入りきらない食器を押入れや納戸にも収納していました。
量が多かった食器ですが、服や本に比べると、整理するのはさほど迷わなかったです。自分が好きな食器はごく一部だったからです。
2014年、はじめの頃の記事はこちら。
キッチンの片付けてアクセスの多い記事はこちらです。

使わないのに持ち続けていた理由を知ると、捨てる自分を許せるようになる
使わないのに持ち続けていた食器には訳があったと、片付けている最中に気付きました。
母が私のために用意してくれたから。頂きものだったから。欲しくてもお金に余裕がなくて好きな食器を買えず、間に合わせのもので我慢していたから。
捨てられなかった理由に気付くと、自分のことも少しずつ許せるようになりました。
結婚するときに実家で寄せ集めた頂き物の良い食器
好みではありませんでしたが、母の思いを遮ることはできませんでした。
田舎に嫁いで同居するためトラック3台分の嫁入り道具を持たせてくれた両親に、中身のすべてを私の思うようにしてほしいなどと願うことはできなかったのです。当たり前ですよね。
結婚後すぐ同居し、嫁姑で集めたパン祭りの白い食器
シールを集めていただいた白い食器は使い勝手がよく、重宝しました。
でも、本当にその食器を欲しかったからパンを買ってシールを集めたのではありませんでした。
ギクシャクしがちな同居で話のネタとして利用したり、シールのマスを埋めていく小さな達成感を得たりするために役立てていたのでした。
地元の銀行からもらう景品の食器
夫の実家で同居した5年半、地元の銀行で少額の積み立てをいくつもしていました。満期がくるたび乗り換えたので、よく小さなお皿やお湯のみをいただきました。
でも、申し訳ないのですが景品でもらった食器は全く好みではありませんでした。
このように考えながら食器を整理しているうちに、本当は自分がどんな食器を使いたいか、どういうものなら使いやすいかということもわかってきました。
55歳で再び同居をするためにしたLDKのリフォーム。
そのとき、食器棚の大きさをそれまでの半分以下にし、使い続けたい食器だけを残したのでした。

終わりに
「ときめかなくなった」とか「飽きてしまった」とかいう理由だけだとたしかに捨てにくいです。
それでも、この先の暮らしでは、そのときの自分が好きな食器を使ってご飯を食べたいです。そのためにときどき見直して、ときめく食器棚にしておきたいです。
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