逃げるようにして買った家だったけど
この家を買って23年になります。障害のある息子のことがきっかけで賃貸に住みにくくなり、慌てて決めた家でした。
収納が多いのが気に入って決めた家なので、満足はしていました。でも、それに甘えてずいぶん物を増やしてしまいました。
50歳、家を買って14年ほど経ったとき、思い切って家じゅうの片付けをはじめました。あれから9年、今はだいぶラクに暮らせるようになりました。
この間は紆余曲折、迷うことが多かったです。息子の遺品整理がきっかけだったので、前向きな気持ちではじめたわけではなかったし。でも今は、それで良かったんだと思っています。
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(2022年8月末のリビングです。娘が2人目を出産したあと、2人の孫とともにわが家でひと月ほど過ごしました。もうすぐ帰るという日、記念に撮りました)
増えてしまった物を片づけ続けたら
この9年でかなりの量のものを捨ててきました。はじめの1,2年は、「捨てました」という記事ばかり書いていたように思います。
収納のしかたも間違っていた時期が長く、ちゃんと学ばないとかえって遠回りになると気づきました。
ちゃんと学ぼうと整理収納アドバイザー2級の講座をうけたのが、2016年。1級の資格を取ったのは2021年。なにごともスローペースです。
こんな私が、片付けの魅力や効果を書き続けているのは今も不思議です。でも、ありがたいことと思っています。とても多くの方に読んでいただけるようになったからです。
片付けからずっと逃げていたからこそ、片付けた後の効果を今とても感じるし、これからも伝えていきたいです。















(1階の押入れは、同居した5年前から義母が使っているのでこの状態ではないです。でも、片付けておいたので義母のものも入れられてよかったです)
家族に歴史があったように、家にも歴史があったんだな。辛いこともあったけどいいこともたくさんあった。
あらためてそう思いながら廊下を掃除、ワックスをかけたのは久しぶりでした。三回か四回、時間をあけて丁寧にやりました。いい運動!

数日経ってもピカピカなので嬉しくなり、写真を撮っておきました。
古い家で、フローリングも張り替えていませんが、ちゃんと目を向けて手入れをすればまだ気分よく過ごせると思いました。
おわりに
もうがむしゃらになって捨てたくないです。そういう時期は完了。これからは、じっくり選んでいく時期。やっとそう思えるようになりました。
2023年は、息子の遺品整理をさらにすすめるのと、私や夫の生前整理をすすめるのが大きな目標です。
何かを抱えていても、家を整理すればするほど気付くことが増える。自分のためになっていると感じます。
ただ暮らしやすくなっただけでなく、前向きになれたし、肩に乗せてきた荷物も減らせて気持ちが軽くなりました。
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