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親を施設へ預けることに罪悪感を抱かなくていい

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先日、介護の仕事を長く続けておられるブロガーのRinさんとZoomでお話する機会がありました。

Rinさんのブログはこちら→「Rinのシンプルライフ」

その日、Rinさんの活き活きとしたプロとしてのお話を聞き、あらためて思ったことを書きます。

親を施設へ預けることに、罪悪感を抱かなくていいということ。

私などまだ同居5年目で、介護と言ってもたいしたことはしていませんが、まとめてみました。

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施設にお願いすることに、罪悪感を抱いた時期があった


こちらの都合で義母を施設にお願いすることに、罪悪感を抱いた時期がありました。こんなに急がなくても、困ってからでいいのでは?と。

罪悪感は、亡くなった息子のときも一緒でした。



息子がまだ養護学校小学部のうちから、娘の塾や習い事のために放課後支援をお願いしたり、成長してからは私の手に負えなくて休ませてもらうために預かっていただいたり。

当時はまだ、障害児を支援する法律は整備されていなかったので、手探りの状態で探しました。

「親なのに私は逃げている」、この思いがありながらも、そうしないと暮らしが立ち行かないほど追い詰められていました。



責めました。私さえもっと要領よくやれれば。強ければと。

でも、結局それも中途半端だったため、無理をしてうつ病を悪化させ、たいへんなことになってしまいました。

 

私のせいで、家族にも養護学校の先生方にも施設のスタッフさんにも、たくさん迷惑をかけました。役場の福祉課の方々にまで。

そのときの反省があったので、親の介護のときには自分が先に参ってしまわないよう、割り切ってお願いしようと決めていました。

そのため、先回りして段取りしてきました。このときは、過去の経験が少しでも活かせていたのではないかと思います。



広い視野で見てみたら


迷いは初めからありました。義母の介護から逃げたいだけなのではと。でも、そう思わなくていいとわかりました。

なぜなら義母自身が、想像していたより状態が安定しているからです。

退院直後(同居してすぐ)からデイサービスを利用するよう段取りしたことに、もう罪悪感を抱かなくていいと思えました。



もちろん今も、色々なことが起きて辛い日があります。

逃げたいと何度もこのブログに書いてしまいました。でも、想像していたよりはゆっくり進んでいると感じるのです。

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プロの介護を受けるメリット


●他人との交流、遊びができる

●プロの介護、プロの声掛けをしてもらえる

●人にお風呂に入れてもらうことに、早い段階から慣れることができる

●栄養バランスの整った食事の提供がある

●健康チェックもしてもらえる

●リハビリの計画も立ててもらえる

●家族のレスパイトケアにも



デイサービスやショートステイを利用することで、このようなメリットがありました。

知っているつもりでしたが、実際に使いはじめてからさらに実感するようになったのでした。



終わりに


自分がしないといけない。家族なんだから。親なんだから。娘なんだから。嫁なんだから。

この思いを手放せるのは、他の誰かじゃなく自分だけです。

逆に言うと、自分で決めていいのです。私は私、これでやっていこうと。



介護される側にとっても、介護する側の心と体が安定していることが有益だと割り切っていいと思います。

蒸し暑い一日がはじまっています。みなさんも私も、今日を無事に、できれば楽しいことも織り交ぜながら乗り切れますように。

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原田さよ

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考・衣・食・住、すべてをシンプルに。片付けやすい順番や罪悪感のないものの減らし方、家族のだれもがわかりやすい収納、身体も心もラクでいられる家事のやり方について書いています。少ない服でも楽しめる着回しの工夫なども。
ものを減らしてゆったり暮らせるようになりました。自分に使える時間が増えたことが一番嬉しいです。

整理収納アドバイザー
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生前整理アドバイザー1級


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