ただ愚痴を書いて自己解決しているだけかもしれません。それにもかかわらず、ご訪問いただき、ありがとうございます。
今日は孫の幼稚園お迎えのあと、夕方ごろまで孫守りです。気持を切り替え、楽しみつつ頑張ってきます。
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母のキッチンが使いにくい理由
ときどき、一人暮らしの母の様子を見に実家へ帰っています。
義母がデイサービスに行っている間に往復できる距離だったり、夫が日曜に義母を見ていてくれたりするのはありがたいのですが、行くとぐったり疲れてしまいます。
なぜ短い滞在時間なのに疲れてしまうかというと、料理や後片付けがしづらい台所だからです。
母は、若いころから完璧主義で綺麗好きでした。老いた今も、家はほどほどに片付いているように見えます。

*今日の画像はいずれもフリー画像です
でも、私が母に代わってお昼ご飯を作ろうとするたび、作業がはかどらず気疲れします。
片付いているように見えても、実際は道具があちこちに収納されているうえに、使わないものもいっしょにしまわれているためです。
いくら見た目はきれいでも、そういう状態だと使いづらい。その時ほしいものを、サッと出せないのです。
シンク下がとくに使いにくい状態になっています。
邪魔なものをまずよけて、それから欲しいものを取って、またその邪魔なものを戻して、扉や引き出しをしめるという具合。
でも、母は、それが当たり前になっていて、不便さに気付きません。
使いにくいキッチン、私にも言えることだから
考えてみれば、これは以前の私にも言えることでした。
当たり前になってしまっているから、不便さに気付かないというようなことがたくさんありましたから。
「おかあさん、これは、こっちにある方が便利じゃないかな」
母に対してこんなふうに言うと、頑固でプライドの高い母を傷つけてしまいます。だから今までは遠慮して言いませんでした。
でも、今回は言いました。しゃがんで前のものをどけないとお盆やお鍋が取り出せないというのは、誰より母がしんどいと思ったからです。
高齢でも、キッチンは母の領域
私の提案は、却下されました。残念。
「変えられると、迷ってわからなくなるから」と。わからなくなるのは、今の母にとってもっとも辛いこと。現実を突きつけられるように感じるのでしょう。
処分するのが嫌なら、せめて広いキッチンの別の場所へ移動したほうがいい。使うものこそ、出し入れしやすい場所に収納する方がいい。
そう思ったのですが、やはり場所を移動させることに抵抗があるようです。
キッチンは母の領域。たとえ高齢であっても、いえ高齢だからこそ、言い方に気をつけねば。
言い方を工夫してみました
そこで、声のかけ方を変えてみました。少しずついらないものを移動したり処分したりできるよう。母が納得しやすいよう。
●寄付を募っている団体が近所にあるから、いらないお盆はそこへもっていってみるね
●しゃがんだり、台を持ってこないと取れなかったりすると、足腰が辛いでしょう?
●処分は私が持って帰ってするから、心配しなくていいよ
●ついでに掃除しておくね、捨てたあとの汚れが気になるでしょう
終わりに
母はもう80代後半。足腰が弱り、耳が遠くなり、目も見えづらくなっています。
それでも料理をするのが好きだと、先日も言っていました。これは、喜ぶべきこと。私にとっても母にとっても。
気持ちに寄り添いながら、少しづつでも片付けをすすめていきます。それが、母の状態を保つことにつながると信じたいです。
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