義母の要介護認定の認定調査結果
義母の要介護認定の認定調査の結果が届きました。同居を始めて5年、今回が5回目の認定調査でした。
結果は前回と同じ、要介護2でした。
前に結果が届いたときは、複雑な思いがして思わず泣いてしまったけれど、今回はもうそんなことにはなりませんでした。
▶義母の要介護認定の結果が来た。涙が出た。今回は、「やっていくしかない」ではなく、「なるようになる」という気持ちでいます。
同居を始める前から、家に義母を迎えてすぐ介護サービスを受けられるよう様々な準備をしてきました。それがいくらかでも、今に活かせていると思いたいです。
開き直っている感じでもなく、あきらめている感じでもありません。
うまく表現できませんが、心が景色で見えるとしたら、そこが平べったい草原で風も吹いていないような感じ。
晴れでも雨でもなく、朝でも夜でもない、暑くも寒くもない。ただ、平和な感じ。

要介護2の状態とは
とても大雑把にまとめると、要介護2は、家事や身の回りのこと全般に見守りや介助が必要な状態です。
同居している私が義母を介護しているといっても、排泄や食事を手助けしているわけではありません。
前後のフォローをしているだけ。衣食住医を整えているだけです。難しくていつも悩むのは、うちの場合、別のことです。
要介護2でも、一人暮らしをしている人はけっこういらっしゃいます。
厚生労働省発表 2019年 国民生活基礎調査の概況によると、1人暮らしをしている要介護者のうち、16.9%が要介護2とのこと。
一人で暮らすには支えが必要なはずだし、不安もあるでしょう。ですが、それを選ぶ人もいらっしゃるということ。
要介護2の人との暮らしは・・・
ただ、フォローさえあれば一人暮らしができるからといって、要介護2の人の介護は余裕があるかといえばそうでもありません。
私がまだ、要介護3以上の人との暮らしを経験したことがないから、こんなことが言えるのかもしれませんが…。
ともあれ、私は、自分を守りつつ義母と夫と平和に暮らしていきたいと思っています。
美談になるような介護はできないし、しないけれど、後悔したくないので。
▶介護の美談はもう要らない終わりに
義母の5回目の要介護認定調査の結果をうけ、今の気持ちを書きました。
いろいろなことが起きたし、これからもきっとそう。でも、なるようになります。
コツコツやってきたことは無駄にならないと信じ、淡々と自分の役割をこなしつつ暮らしていきたいです。
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