介護の美談を読むのが辛い
ニュースやまとめサイトにある介護の記事、みなさんが抱くイメージはどんなものでしょうか。
私はその記事が、あまりに美談だと苦しくなります。あまりに悲惨なのはもちろんのこと、立派過ぎてもしんどくなってしまいます。
だから、美談な例も事件になったような例も、タイトルでわかるときは読まないようになりました。無料で読ませてもらっているし、贅沢なことは言えないのですが…。

結婚と同時にはじめた同居は数年でダメになり、近距離で別居を20数年。
義母の骨折を機にふたたび同居をはじめました。
過去の大失敗があるので、もう絶対に同居など出来ないと思っていました。でも2度目の同居は、5年目に入っています。
▶プロフィールと過去記事・ブログ村私のしていることなどまだまだ介護とは言えないかもしれません。
状態がいいときの義母は、ほぼ自分のことが自分で出来ており、デイサービスやショートステイにも行ってくれるからです。
ですから、手本になるような良い介護の話を読むと、すぐ逃げたくなる自分がダメに思えて疲れてしまうのです。
ダメな自分を丸ごと許す
「とてもあんな立派な介護はできない」
「いつもあんなふうに親を尊敬し大切にできるなんて、すごすぎる」
極端にも思える例に気持ちが持っていかれ、あれこれ不安になってしまいます。
弱いな~と自分でも思います。比べる意味なんてある?とも。
でも、強くあろうとするのはやめました。比べる自分も私だと、受け入れています。
終わりに
私は親と同居して衣食住医をフォローするだけで精一杯です。
自分が後悔したくないから、一緒に暮らしているだけ。美談になるような介護は、この先ずっとできないです。いえ、しません。
それが、自分を守るだけでなく、結局は義母の望みをかなえることに繋がると思っているからです。
「息子と嫁にみてもらいたい」というのが、昔からの義母の望みなのです。
私のミッションは、今の状態をできるだけ保つよう努力すること。うちの介護は、うち流でいきます。
下の2つのバナーをクリックして下さると嬉しいです。いつもありがとうございます。
↓
シニアライフランキング1位のブログへ
ブログ村テーマ50代からの片付け・収納・家事シンプルで豊かな暮らし大人が着る無印とユニクロの服ブログ村ハッシュタグ#わが家の家計簿#50代からのシンプルライフ#髪が傷まない白髪染め
2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。