「捨てる物ではなく、残したいものを選ぶ。」片付け関係の本などで度々目にしてきた言葉ですが、私には、残す物より捨てる物を選ぶ方が易しいです。
それでも迷ったのが、親が用意してくれた嫁入り道具でした。それらの断捨離、第2のスタートを切りました。
●嫁入り道具。これまで捨ててきたものと、これから捨てていくもの
●嫁入り道具を捨てることに抵抗が無くなってきた理由
●お金の不安、体力の不安、行動することで減らしていくことが出来る
この順番で書いています。

1年目2年目の片付けで、満杯だったこの場所もだいぶスッキリしてきました。残っているのが嫁入り道具の一部です。
客用布団は処分し終えました。だいぶ迷いましたが、何に困っているかを考えながら、決めてきました。

嫁入り道具。これまで捨ててきたものと、これから捨てていくもの
嫁入り道具と言われる物のうち捨ててきたのは、布団、ピアノ、ローボード、テーブル、食器棚、食器、まだ使えた家電(ミシン)などです。(壊れた家電などは除外しています)
この先は、屋根裏部屋や納戸に入れたままになっている別のものと、着物を処分していこうと思っています。
和ダンスは着物以外の整理が進んで、引き出し3段分はすでに空っぽになっています。
こんな記事も書いています。
→押入れの片付けの順番、5ステップでスッキリ◆椅子を持ってこないと届かない場所は無い場所と思おう。嫁入り道具を捨てることに抵抗が無くなってきた理由
座布団の箱の底に見えている白いものは、樟脳が入っていた袋です。
ちょっと気持ち悪い画像ですみません。先に座布団を投げたのでこうなりました。

丈夫に作られているとはいえ、27年も前のものなので衛生面でかなり不安でした。これで、ストレスがまたひとつ解消されます。
抱えておりることは出来なかったので、座布団を先に落とし、その上に箱を投げ落としました。
(*マスクは必須ですね。花粉症対策のメガネを持っておられる人は、こういう場所の片付けの際、使った方が良さそうです。とても痒かったです)
~体力気力の衰えをますます実感するようになった~親への申し訳なさは今もあるし、置いておく場所もある。
それでも捨てていこうと決めたのは、布団を捨てた頃より体力が落ちているのを実感しているからです。わずか2年のことですが、やはり違います。
「何時か使うかも」という気持ちより、「いつ捨てに行く体力気力が失せるかわからない」という不安の方が、上になってきました。
自分で出来るだけ減らしておきたいです。
残してしまったものをいずれ処分するのは娘であり、その際に必要なのはお金だけではないと、自分の経験からもわかっているからです。
~必要なものが何か、判断しやすくなってきた~今回は、屋根裏部屋に収納していた座布団の箱だけを捨てます。
座布団だけを残すのは、息子の7回忌までは親戚を呼ぼうと思っているのと、月一回ご住職をお迎えする際に、そのうちの数枚は使っているから。
箱だけを捨てるのは、大きくて扱い辛かったのと、これさえ捨てれば、断捨離で空いた二つの押し入れ内のスペースに収納することが出来るからです。

座布団を箱に入れず、すぐ出せる押入れに収納しておけば、屋根裏部屋にあった時より手入れも楽。
干す→取りこむ→収納するという一連の作業が、断然しやすくなると思います。
お金の不安、体力の不安、行動することで減らしていくことが出来る
お金の不安、体力の不安、行動することで減らしていくことが出来ると思っています。
●何時か使うかもの、「何時か」を、具体的に考えること。
●親や物に対する罪悪感も、使うことで減らせると思うこと。
レンタルすれば、座布団1枚3日で500円程度が相場のようです(座布団の種類や数によって違う)。手入れして持ち続けるか、捨てて必要な時だけ借りるかは、自分のライフスタイルと照らし合わせての判断になりますよね。
お布団の方がレンタルするにも高額ですが、使う可能性はわが家の場合もうかなり低いです。
右手が使いずらい私には手入れも大変なので、どうしても必要になった時は買うか借りると決め、処分しました。
対して座布団は、普段も使っているものもあるのと、手入れも布団ほど大変ではないので、今回は残しておくことにしました。
箱を捨て屋根裏から押入れに移せたことで、それまでより使いやすくなり、身近なものになりました。
週明け、ゴミ処理センターへ運びます。
ブログ村テーマ捨てても、大丈夫だったもの。50代を考え暮らす幸せについて
自分のものだけでなく、親の家のことも気になるし、子供が結婚するとなればまた考えねばならないことが増えます。考えねばならないことは、少しずつでも減らしておきたいです。