狭くても物の少ない部屋にいて思うこと
出産を終え退院した娘が、孫とともにわが家に帰ってきて10日経ちました。
今日は、その娘と孫を車に乗せ、産院まで行ってきました。無事に帰ってきて今、娘と孫は眠っています。
狭いけれど物の少ない部屋にいて、彼女たちのスースーという寝息を聞いていたら、片付けてきて良かったということだけでなく、私はずいぶんお金の使い方が変わってきたと思えました。
娘が孫を抱いて階段を下りる、と想定して手すりの位置を決めていたときの画像です。髪がぼさぼさで面目ない。枕の昭和感にいたってはもう!
有意義なことにお金を使う
物が減ってくるにつれ、お金の使い方が変わってきました。
まず、安いからとかお得だからという理由だけで物を買うことがなくなってきました。まだゼロとは言い切れませんが、かなり意識するようになりました。
一番変わったのは、
暮らしを豊かにしてくれるサービスにお金を使うようになったことです。
✔
娘や孫のために、再びお掃除サービスを使った✔照明や手すりを安全に付け替えるために、自分でせず、大工さんを呼んだ
✔義母と安心して暮らすために、予定していなかったリフォームをしようと夫に持ちかけた
より安全に、より清潔に、より快適に。
安物買いの銭失い、から学ぶこと
若いころの私は、1円でも安いガソリンを求めて、わざわざ遠い方のスタンドへ車を走らせるような暮らしをしていました。
遠い方のガソリンスタンドへ行くことを正当化するために、あえてその近くに用事を作ってまでも。
数分でも往復で余計に時間がかかるうえに、数キロ分のガソリンを食うことになるのに、そういう節約の仕方をやめられませんでした。
いっぽうで、株で損切りをしたり、外債の売り時を逃したりしていたというのに。
もう、そういうアンバランスなお金との関わり方はしたくありません。いいかげん学ばないと。
物が減ると、自分にとって大事なことがわかるようになる
お得感のある買い物や、さして効果のない小さな節約に時間と労力をかけていた自分を卑下するつもりはありません。悲しいですから。
そのときはそれが正しいと思っていたし、満足もしていたし。
でも、物が多い暮らしのままでは、何が必要で何が邪魔なのかわかりにくかったのは事実です。
不要な物や不要な時間が何かというのが、物を減らす過程でわかってきた。
だからお金の無駄遣いが減り、その結果、使いたいモノやコトにお金をかけられるようになった。そう思いたいです。
本当にラクな状態とは?
同居をはじめてからは、多少割高でもネットスーパーを使うことが増えました。
娘が孫を連れて里帰りしている今は、いっそう利用頻度が高くなっています。
自分で買いに行くよりも、出かける準備も含めた買いものにかけるトータルの時間を減らしたほうが、私がラクできるからです。
有限なのはお金ではなく時間です。
どういう状態なら自分がラクか。
何をしているときが幸せか。
これからもそれを見失わないように片付けていきます。お金と時間を上手に使うために。
孫がそろそろ起きそうです。今夜も頑張ろうと思います。
ブログ村テーマにはシンプルライフの参考になる記事があります。参考にどうぞ。
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