断捨離をはじめたころ、使わない物を毎日毎日ゴミ袋に入れながら、「もうこんなに多くの物に振り回される生活はやめたい」と強く思っていました。と同時に、なぜこんなことになったのかと、自問自答をくりかえしました。
物は知らないあいだに増えたりしません。歩いて勝手に入ってくることもなければ、どこかへ一人で行ってしまうこともありません。
私が買うかもらうかしてこの家の中に入れ、そのままにしていました!
こんな私ですが、散らかっている原因のひとつひとつを取り除いてきたら、なんとか片付いた暮らしができるようになってきました。
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片付け上手への道”←リンク先に関連記事をまとめています。

本当に必要なものにお金を使いたいから止めた4つのこと
本当に必要なものにお金を使いたいから
①収納グッズを先に買わない
②二重買いを防ぐため、もらったものを箱に入れたまま押入れにしまわない
③ただ(無料のもの・おまけや試供品)のものは持って帰らない
④使い切れるかどうかわからないお徳なセットやビッグサイズのものを買わない
逆にいうと、次の4つのことを止めました
✔良さそうな収納グッズがあるとすぐ買ってしまう、をやめた
✔もらいものやお届けものを放置してしまう、をやめた
✔ただ(無料)のものをもらってしまう、をやめた
✔お徳用やビッグサイズの方を買ってしまう、をやめた
無料のものを貰ってもお金は減りません。
でもそれらを使い切れずにためこんで場所をふさいでいるなら、空間を無駄に使っていることになります。
その場所に余裕があれば、もっとゆったり使えるのに。
コンビニのお箸やスプーンを詰め込んでいる場所がすっきりした後は、お気に入りのお箸やスプーンをゆったり収められるようになり爽快です。
こんなことが一つできるようになっただけで嬉しいです。
何をどう入れるか決めないまま収納ケースを買ったけれど結局は空っぽのまま…、ということもよくありましたが、今はもう大丈夫です。
収納グッズに頼るより簡単な、自分仕様の片付け
収納グッズを先に買っていたときは、物を減らすことはあまり重要だと考えておらず、持っているものをなんとかして収めようとしていました。パズルのように。
でも、収納グッズで片付けを解決させようとするのは私には無理でした。
物を減らすことも難しいけれど、収納のスキルをあげることの方がもっと難しいとわかったからです。
今は
「置くだけ」「入れるだけ」で済むような物の数にまで減らしてから、それにあう収納を作っています。
洗面台の下には、ビッグサイズの詰め替え用や新製品の試供品が山のようにありましたが、今は必要なものだけそのままカゴに入れている状態です。これで出し入れがラクになりました。

物を増やさないことと減らすことを一緒にやってみるようになってから、キッチンも洗面所もだいぶ使いやすくなりました。

使えるお金に限りがあっても、美しい収納ができなくてもいいです。
断捨離のスピードがあがり暮らしやすくなってくると、満足できるようになりました。
3/29書籍発売。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。