予定通りに行かないのではなく、予定の中身が間違い
私はルールや予定を作るのがとても好きでした。目的や手順を設定し、それに沿って行えば、無駄なく終えることが出来ると信じていたからです。
けれど最後まで出来ないことも多く、そういう時は、計画を作るために費やした時間を憂い、自分のダメさ加減にへこみました。
模擬試験の勉強予定のリストしかり、売り上げのノルマ達成までの細かい手順表しかり。
結婚してからは、家事や育児の場面でも作ってきましたが、上手くいくことの方が少なかったです。
うまくいかなかった原因は、項目を細かく分けすぎていたからだと後になってわかりました。
ルールを細かく作らないことに慣れていく
計画の立て方が下手な理由は、理解力判断力の低さだけでなく、他の要素も複雑に絡み合っていると思います。でも、あまり考えすぎても前へ進みませんので、いったんストップ。
まず始めてみたのが、毎月○○日にと決めては遅れることの多かった領収書類の整理を、溜まってきたなと気付いた時にサッとやってしまうということです。
「○○日までにやらないと」と焦ってやっていた時と、遅れてもいいかと思いながら気付いた時にしている今とを比べても、結果は変わりませんでした。臆病な私は、最終的にはやるからです。
その後も少しずつ自ら縛っていたことを手放しています。どれも小さな変更ですが、肩の力が抜けてきてラクになりました。
融通が利かない私も、小さな変更を色々とためすうち、これでも大丈夫なんだと思えるようになってきました。
私が日々のくらしを豊かにするにためには、あまり難しく考えすぎない方が良さそうです。
それでも物は減らせるし、複雑になってしまったコトも片付いていくと思います。
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