「いつも」は無理でも、ときどきなら
義母の介護といってもまだ身辺の世話はほとんどありません。
安全で清潔な環境を整えることと、安定した体調と感情を保てるようにするのが私の役目だと思ってしてきました。
ただこの夏の義母は感情面で崩れることが増え、理解が出来ず、私は本当に苦しかったです。
そんな私が今心掛けるようになったのは、望まれていることが10あるとしたら、そのうちの
1つだけは丁寧に希望に沿い、あとは適当に流すこと。
1つだけでも丁寧にやると、あとの9は適当でも大丈夫。本人も忘れてしまい、またくり返すだけなのです。
はじめのうちはこれがわからなくて、10望まれれば10やらないとダメだと頑張ってしんどくなっていました。
それが今ではだいぶサボれるようになりました。
50代、子供が独立してさあこれからというときに更年期がきたり介護が始まったり。
でも悪いことばかりが続くわけではないと思ってあれこれ工夫し、楽しく暮らしています。
”50代からを無理なく暮らす見直しとヒント”というテーマにも記事を投稿してきました。
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50代からを無理なく暮らす見直しとヒント。良いこと探しをする習慣
今まで何度もケアマネさんに助言をもらってきました。
私のしてきたことを一番認めてくれているのもケアマネさんです。
介護度が上がった今月からは前より施設利用も増やせるようにプランを作り、それを義母にうまく伝えてくれました。
「はい、行きます。○○さんも▲▲さんも待ってるよ~と言ってくれるし」と義母は嬉しそうにしており、私もホッとしました。
このケアマネさんとめぐり会えたこと。
家では不安定になって困ることがあっても、施設利用は拒まず義母が喜んで受けていること。
今ある良いことを確かめれば、悪い方へばかり傾きがちな気持ちに余白が生まれ、他の良い手も見つけやすくなります。
それでも日常に「逃げ道」を作っておく
良い人をやめたり、大いに手加減をしたり。
それでも日常に逃げ道を作っておくことは大事です。
義母は20年以上をひとりで暮らして、その家のなかで骨折し、今度はその家を出た長男の家に身を寄せたかっこうです。
頑張ってリハビリし歩けるようにはなりましたが、60年以上住んだ家もたくわえた物も捨て、知らない土地へ来たことに変わりはありません。
同居で安心安全だからといっても、やっぱり思うようには動けないし、記憶の面でも不安な部分が出てきている。
いろいろな要求が出てきてしまうのも無理はないと思っています。

それでも私はときどき逃げ出したくなります。
そんなとき考えたのが、暇つぶしをしてもらうためにぬり絵やドリルをやってもらうことでした。
昨年は、オンラインで「無料のものをダウンロードして家で印刷」というやり方で。
それがしんどくなってきた今年からは、「買って渡す」ことに変えていきました。
そのほかの「美しいぬり絵」はこちらから「さよさん、これなんて読むの?」
「この計算がわかりません!」
「見て!こんなに難しいのを綺麗に塗れた」
これをやっているときの義母は楽しそうです。
私のすることを目で追うような状態にもなりません。
その時間もうまく利用して、私はこのようにブログを書いたり海外ドラマを観たりして気分転換をしています。

終わりに
義母にはなんとか穏やかに暮らしてほしい。
私も自分を守りたい。でも、悪い人と思われるのも辛い。
しんどくなってくると、出来なくなったことばかりに目がいってしまい、悲観的になりがちです。
だけど、ネットに疎い私のような人間でも、スマホひとつで介護にかかわる情報も得られれるし本も買える。
こうしてブログに書いて読んでもらうことで、考えを整理することもできる。
良い時代に生きているのだと思って、これからもボチボチがんばります。
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