私は、片付け本によくあるような「どう暮らしたいか」より、「どう見られたくないか」だけを優先していました。
散らかっている=汚れている箇所が多過ぎて、とても焦っていたんです。
「これじゃ恥ずかし過ぎる」「とにかく捨てて、掃除して、綺麗に見えるようにしないと。」
何処に何をどう置けば使いやすいか、などは後回し。
片付けが下手な人間の歩む典型的なパターンかもしれませんね。
ただ、良い癖もつきました。
「明日片付ける場所を、する順番でメモしておく」ということ。
とても雑な書き方でしたが、その日に出来た事をチェックして消していく時の快感が、次への原動力になりました。
捨てられない原因の一つ一つを、納得出来ていく感じ。
時間がなかったり体が辛い時は、ちょっと日にちを開けてみました。
その時にもメモ。
昭和が香るキッチンの、目につく場所に貼っておきました。
「△月△日には、○○を片付け終える。」
「困っているのは○○と○○。」
50代に入れば、家族それぞれの今後がなんとなく見えてくる。
どうすればいいかってことも、わかってくる。
けど、しんどい。
困っていれば、それを無くしたいという気持ちは誰でも持つと思うんです。
それが、「まあいいか」を上回るタイミングも必ず来る。
逆に言えば、困っていなけりゃ片付けを急ぐ必要はないと思います。
書いてみること。
現在の私の一押しです。
2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。
記事:今の暮らしを変えて、人生後半を身軽に楽しく生きる
https://sayoslife.jp/blog-entry-6.html片付けの失敗から得たこと◆小さな『見える化』も習慣にする。
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