一人暮らしの母、また救急車で運ばれる
一人で暮らす母が家の前の道で転倒し、頭から出血。救急車で運ばれました。運ばれた後はそのまま入院にはならず、今は弟の家に身を寄せている状態です。
救急車で運ばれたのは、今月半ばのことです。住宅街で日中は人通りがわりとあるため、ご近所の方にすぐ気づいてもらうことができました。感謝しかありません。本当に助かりました。
当初は私も少しうろたえてしまい、ブログには書けませんでした。でも、おかげさまで今は落ち着きましたので、記録しておこうと思います。
過去記事と私のプロフィール・ブログ村本人は早くから施設への入居を希望していたが
母は以前から、「何かある前にいいところ(施設)へ引っ越したい」と言っていました。
ただ、この春あたりからは薬が効いて元気になっていたため、「まだもったいないかしらねぇ」とためらうようになっていました。
先月末に行ったときも、足腰には不安があるものの、笑顔で冗談を言いあえるほど元気でした。
今回のことは、その矢先の出来事でした。母はあのあと、要支援2から要介護1にあがりました。
介護で弟や妹と仲が悪くなってしまうのを避けるため、心がけていること
昨日は、実家近くの道を通る用事があり車を走らせていました。
行きは大丈夫だったのに、帰りに実家の側を通ったとき、思わず涙が出てきました。
だんだん切なくなり、声をあげて泣いてしまいました。自分が何もできなかったことや、転倒したときの母を想像して。

私は今は、電話で明るく話しかけ、母を励ましています。母の頭の傷は抜糸が終わり、傷みも落ち着いているとのこと。
ひとりで起き上がれるようになったそうなので、弟たちの負担が少しでも減ったかなとホッとしています。
当初は声も弱々しく、自分を責めるようなことばかり言っていた母ですが、だんだん元気になり、昨日はずいぶん明るい声になっていました。嬉しいです。
弟にもいもうと(義妹)にも、無理しないでね、ありがとう、しばらくお世話かけます、とはじめに伝えておきました。あれで良かったかな。
弟とは一回り近く年が離れているため、甥っ子たちはまだ子供なんです。
私がこれからできること
弟は、昨日、母と手を繋いで近所を散歩してくれたようです。リハビリを兼ねてのことでしょう。
妹は、仕事が休みの日に弟に代わって母を病院に連れて行ってくれたりしています。
私にももっとできることはないかと尋ねましたが、弟も妹も「また手伝ってもらえるときが来るから、そのとき頼むわ~」と。
義母と同居している私に気を使ってくれているようです。私の出番もまた来ると思うので、それまでは電話をかけて楽しい時間を持ってもらえるようにします。
なにより母が前向きなので、みんな助かっています。
変わっていく母を、どう支えるか(4)また家で転倒終わりに
昨日は運転しながらつい泣けてきてしまいましたが、気持ちはすぐ変わりました。
快晴の空や稲刈りが済んだ田んぼ、色づきはじめた山を見ていたら、「きっと良い方へ向かう」と思えました。
弟や妹、私、それぞれの家族。みんながお互いを思いやりながらやっていくことが、母のいちばんの望みだった。それを思い出している朝です。
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