義母が骨折してから大きく変わったこの3ヵ月をふり返って、今思うことを書きます。
自分のための片付け
このブログにも書いてきたように、私は、片付け上手で綺麗好き・家事もサクサクこなしながら家で仕事をしていた義母に対して、同居していたころからずっと引け目を感じてきました。
義母の方から要領の悪い私について何か言われたことはありませんが、勝手にプレッシャーを感じていたのです。
私は無理をしていました。
続きもしないのに4時に起きて拭き掃除をはじめたり、畑や庭の草むしりをしたり。
好きな料理や得意な料理より、褒めてもらえる料理、珍しいね言われる料理を作ることに没頭したり。
30年近く経って、そんな昔を笑えるようになった今は、だいぶ気が楽になりました。
再びはじめる同居やリフォームについても楽観的です。
家族みんなのための片付けやリフォームではあるけれど、それは「自分がラクになりたい」という目標が根っこにあってこそ出来るもの。
だから、力まない方がいいと思っています。
『毎日が発見ネット』のコラムには、こんな私が片付け上手な義母に今どのように助けられているかについて、具体的に書きました。ぜひご覧ください。
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「元気だった義母が突然入院!日頃の片付けが周囲も救うと切実に実感する日々/原田さよ」
片付けられない子どもが大人になってから
私は子どもの頃から片付けが下手で、やらなければならないことが多いと「どれから片付ければいいか」わからなくなって、パニックになることもしばしばありました。
それは大人になってからも変わりませんでした。
とくに今年に入ってからは、見舞いだけでなく、同居に向けての片付けやリフォームの手続き、娘の挙式の準備などがあり、ふだんとは違う毎日を過ごしてきました。
それでも楽観的でいられたのは、家の中を片付けてきたからだと思っています。
少々イライラすることはあっても、外出が続いて疲れていても、もう昔ほど散らかった家へ帰るのではないからラクなのです。
「娘の結婚で知った、断捨離の効果」「断捨離の効果が今になってじわじわと」家が散らかっていたときは、どこにいても帰る時はちょっと憂鬱になりました。
家に入れば一気に現実が迫ってきて、「あれも片付けなきゃ、これもしなきゃ」となるのがわかっていたから。
家に着いても車から降りる気になれず、ガレージでぼんやりし続けることもよくありました。えいっ!と気合を入れて降りるときの気持ちをよく覚えています。
今はもうそんなことはありません。
すっきり完璧!という部屋ではないけれど、穏やかな気持ちで家に入れるようになりました。
ふだんとは違う日々を暮らしている時ほど、ふだんの断捨離が役立っていると感じる毎日です。
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2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。