ピアノを手放しました
ピアノを手放しました。
私のピアノは別居するとき義実家から持ってこれなかったため、今回のピアノはこの家に引っ越してから新たに購入したものでした。
いずれにせよ、私のピアノも義母が捨てたので、買わなければならなかったもの。
ですが、新しいピアノの購入資金を工面するのに、当時はとても苦労しました。懐かしいです。
娘がこの家から自分の新居へとピアノを引っ越しさせた日は、雨がやんでいて良かったです。
業者さんがあっという間に作業を進めてくださったので、「寂しくなるな」という感傷に浸っている間もありませんでした。
でも、それも良かったと思っています。

湿気が少なく練習に集中できる環境をということで、わが家でいちばん条件のいい個室を娘の部屋にし、そこにピアノを置いていました。
娘が結婚してからは夫がこの部屋を使っていましたので、ピアノの運搬日までにと、まじめに片付けていました。
スッキリしたと喜んでいる夫を見ていると、私も嬉しくなってきます。
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これでまた一つ、区切りがつきました。
ピアノは娘と孫の手で毎日生かされ、また新しい思い出を作っていくでしょう。
ときどきでも、そんな話を聞けたら嬉しいです。
大きなものを順番に手放して、暮らしをラクに
私の老後への準備
大きなものを捨てたり売ったりして手放してきたことについては、こんな記事も書いています。よかったら読んでみてください。
多すぎる家具を捨てたら、老後への不安が減ってきたピアノは娘に買ったものなのだから、娘のところにあるのが当然です。
下手ながらも弾き続けてきた私もリウマチになり、もう無理になったので、家にあっても飾り同然でした。
たくさんの思い出は、まだしっかり心の中にあります。
その思い出だって、いつか忘れてしまったとしても、もういいです。
義母がしていた老後への準備
先に書いたように、夫の実家に置いたままだった私のピアノも、義母が捨てました。
同居から別居になって数年という時期でしたから、もう20年ほど前のことです。
義母にとっては邪魔だったのだと思います。
あんなに広い夫の実家であっても、使わない大きなものがいつまでもあるということが。
私に対する思いもあったでしょうが、もう今はそんなこと忘れてしまっているでしょうし、私もなんとも思いません。
当時の義母は60代の前半。
自分にとって邪魔なものは、片っ端から捨てたかったのだと思います。もともと、物をため込むのが嫌いな人でもありましたから。
今ならそのときの義母の気持ちがわかります。
終わりに
昨日、「老人が嫌いで嫌いで仕方ないがどうすればいいか」というような問いに答えた記事を読みました。
わかりやすい回答で、勉強になりました。
ざっくりまとめると、質問者は老人が嫌いなのではなく、老いていく自分が嫌いなのではないかということでした。
自分の変化を認め、今いる環境を受け入れ許していくことで、他人の変化に対する気持ちも変わっていくのではないか。
私も今、そんなことを思っています。
これからも、この先の暮らしをラクで豊かなものにしていくために、いらないものや、いらない思い出を手放していきます。
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