捨てても捨ててもスッキリしない
50代に入れば、健康だった人でも身体の不調を覚えて動きづらくなったり、家族の状況によっては生活スタイルそのものを変えざるを得ない人もおられると思います。
そんななか、老後は暮らしを小さくして楽になりたいという理由から、片付けを始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もう待ったなし。頑張って捨てることからはじめてみた。
なのに、捨てても捨ててもスッキリしない。
こんな人はおられませんか。私がまさにそうでした。

捨てても捨ててもスッキリしないときにやってみて効果があったこと
捨てても捨ててもスッキリしないときにやってみて効果があったこと。
それは、片付けの先生からもらった言葉を思い出して、頭の中を先に整理することです。
そうしながら動いてみると、モヤモヤしていた頭の中がいつもスッキリしてきます。
⇒「自分に合った片付け方、整理収納セミナーに初参加、基本を学ぶ」①自分は何に困っていて、片付けを始めようしていていたか
②それはどうすれば解決できると考えていたか
③その先にどんな暮らしをイージしていたか。具体的には、何をしたいと思っていたか
これを現在形に換えて考えるようにしています。
私は今、何に困っていて、どうしたいの?というように。

捨てても捨ててもスッキリしないときの私は、物の片付けで困っていたというより、頭のなかがぐちゃぐちゃで困っていました。
つまり思考の整理ができていませんでした。
片付け。この先の暮らしをイメージすることの大切さ
③片付けた後の部屋で、どんな暮らしをしたいか。具体的に、何をしたいと思っているか
2013年の年末に開催されたその片付けセミナーで、先生は特に③について具体的に考え、紙に書くようおっしゃいました。
その時の私は、困っていることはどんどん書けたのに、片付いたとしてもそこで何をしたいかは書けませんでした。
片付いた部屋で何かをはじめてみたいという気持ちもありませんでした。
とにかくスッキリしたい!というだけ。
周りの受講者の人を見てみると、首を傾げながらも、すらすら書いている人が多かったというのに。
まずは、動く
「片付けをやっているうちに、自分が本当はどんな暮らしがしたかったかわかってきますから大丈夫」
目標や夢を書けない私に、片付けの先生がかけてくれた言葉がこれです。
それ以来、考えてもわからないときは、とにかく動いてみるということをくり返してきました。

手を動かして片付けているうちに、部屋がきれいになってきます。
部屋がきれいになるにつれ、探しものが減ったり夫にイライラすることもなくなってきて、気が楽になってきます。
そのうち、私が片付けに何を求めていたかに気付けるようになりました。
私の片付けの目標
片付け下手なまま年を重ねた私の目標は、単純なものでした。
●管理すべきものの全体の量を減らして、気楽になりたい
●探しものをしない、無駄買いもない、合理的な暮らしをしたい
●狭くて日当たりが悪くても、物が少なくなったリビングでゆっくりお茶の時間を楽しみたい
家で家族が仲良く出来ないのは散らかった部屋のせい。居心地が悪いから。
そしてそれは自分の責任。
こんなふうに悪い方へ悪い方へ取っていた私自身が変わりました。自信がついてきたのです。
●管理すべきものを減らしたいなら、思い切った断捨離を続けていく
●探しものをしたくなければ、家族も自分も覚えやすい場所を決めてそこに置く習慣をつけていく
●無駄な買い物をしたくなければ、まず、冷蔵庫や収納庫にある食材を使い切ってみる
●一日のわずかな時間でも自分のためにあててみる
●部屋の隅でもいいから、自分のコーナーを作ってみる
終わりに
やっと重たい腰をあげて片付けはじめたものの、なんだかスッキリしない。
たくさん捨てているのに捨てていないような気持ちになる。
そんな時があったら、いちど私のようにスタート地点へ戻ってみるのはいかがでしょうか。そして出来れば、いま気になっている場所やモノの片づけから、再開してほしいです。
動くことで、まず、ぎゅっと固まっていた肩や背中がほぐれてきます。
見失っていた片付けの目標も、また浮かんでくると思います。
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