リバウンドしない収納には基本のルールがある
はじめのうちは収納がうまく行っていたのに、だんだん出来なくなってきたということがありませんか。
今日は、わが家がいったん決めた収納を途中から変えたことについて書きます。
5分で出来る見直しと書いたように、家にあった小さな収納グッズを別の位置で使ってみたら上手くいきました。

収納の位置決めには基本ルールがあります。
✔使っている場所の近くで
✔何かをするとき使うものを、グループでまとめて
✔使用頻度が高いものほど、使いやすい場所に
ただ、使っている場所の近くといっても、
人によってベストな位置は違います。それを実感した出来事があったので、収納を見直しました。
人によっては、その動作1つがめんどくさい場合も
次の写真は、以前のわが家の下駄箱の様子です。はじめは靴ベラを、下駄箱の扉の裏につけた100円ショップのフックにひっかけ、収納していました。
靴を履く場所の近くだし、表に出さない方がすっきり見えるので、下駄箱の扉裏がちょうどいいと思って決めたのです。

ところが…、夫ははじめのうちは靴ベラをここから出して戻してくれていたのですが、だんだんそうしなくなりました。
靴ベラを下駄箱の上に放置したり、傘立ての中に突っ込んでおいたりするように。
それを私が「も、戻しておくれーー」と思いながら、下駄箱の扉裏のフックにひっかけていました。
夫に言わせると、靴ベラが下駄箱の中にあるのはめんどくさいそう。
私は、どうせ靴は下駄箱から出すのだから、そのとき扉裏にひっかけてある靴ベラを取るのがめんどくさいとは思いませんでした。
靴を履いた後に、そのままフックに戻して下駄箱の扉をしめればいいだけですから。
でも、夫にとってはそれがめんどくさい。私はめったに靴ベラを使わないので、夫の気持ちが想像できていなかったのですよ。
収納は、
それを使う人に合わせるのが大事ということを忘れていました。

そこで、下駄箱の外側にフックをつけることにしました。ここなら大丈夫そうです。


義母には義母の使いやすい位置があるので、それに合わせて置き場所を決めています。

リウマチで手指が使いにくい私の場合なら、バッグの中になるべく手を入れないで済むような、物を探さないでいいような収納の工夫をしています。
おわりに
上手くいかないときは、使う人の立場になって見直そうとあらためて思いました。
みなさんも、前は上手くできていた収納が最近は出しっぱなしになっているということがあったら、なぜだろう?と見直してみてください。
収納の基本に沿って考えれば、きっと答えが見つかります。
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ブログ村ハッシュタグ#50代60代からの片付け#収納の見直し
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