捨てたがらない夫が、変わった
先日、夫婦で靴屋さんへ行きました。愛用のスニーカーを買い替えるというので一緒にさがそうか?ということになったのです。まあまあ仲のいい夫婦です。
何足か試し、ささっと決まりレジへ。
すると夫、履いてきた靴をお店で処分してもらい、今買ったばかりの靴を履いて帰ると言うではありませんか。

店員さん「まだ履けると思いますが、よろしいのでしょうか」
夫「はい、お願いします。紐もとおしてもらえるし、早く新しい靴に慣れられるし」
くたびれてきたワイシャツも背広も、靴下さえもなかなか捨てない人が、まだ履けるスニーカーを処分するとはすごい変化です。家にもう一足スニーカーがあるとはいえ。
そしてやはり、捨ててくれるとありがたいです。
夫の靴は大きくてかさばるので、下駄箱に今より余分なスペースは取れそうにないからです。
お店で処分してもらえれば、下駄箱は今までどおり、余裕を持って家族それぞれの靴を入れておけます。
靴の適量の決めかたと、捨てどきの見極めポイント

なぜ、すぐ捨てられるようになったのか
翌日、夫にLINEで聞いてみました。
「なぜ、捨てたがらない性格だったのに、最近どんどん捨てるのが早くなってるの?」
夫の返事はいたってシンプルでした。
「捨てるのが早くなったというより、家全体が片付いたので、自分のものだけ置いておけない!と」
私が散らかしっぱなしだったから、やる気が出なかったのかもしれません。お互いが捨て上手・片付け上手になっていければいいなと思いました。

夫は、定年まであと2年ちょっとです。
再雇用で働くとは思いますが、だんだんと家にいる時間が長くなっていくでしょう。
そんな気持ちもあってか、家の片付けには協力的です。ただし協力してくれたあと、「そろそろ新しいゴルフクラブが欲しいなぁ」と言ってくるときもあります。
こんな記事も書きました。
考え方も捨てるペースも違うから
いるいらない、使っている使っていない。
ときめくかときめかないか、邪魔か邪魔でないか。
夫も私も、捨てる基準はお互いに少しずつ違います。
けれど、6年前の息子の死をきっかけにはじめた家中の大方付けの効果が、今、夫婦それぞれにじわじわと現れている実感があります。
これからもお互いの物の持ち方と捨て方を尊重し、助け合えるときは助け合うというぐらいの距離を保っていきたいです。
この先、少しでも肩に乗っかっている荷物を減らして、ラクに楽しく暮らしていくために。
ブログランキングに参加しています。下の2つのバナーをクリックして下さるとうれしいです。応援、いつもありがとうございます!
↓

ブログ村テーマ捨てても、困らなかったもの貯金、貯蓄、家計、お金に関すること後悔しないモノの捨て方&手放し方私の人生を変えた一冊50代からのファッション手帳とノートで暮らしを楽しむ断捨離・ブログランキングシンプルライフ・ブログランキング50代ファッション・人気ブログランキング
2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。