嫁と姑。悩んでも仕方ないときはサッと切りかえる。私はこんなやり方です。

***

はじめての出産を終え孫とともに里帰りしていた娘が、昨日、自分たちの家へ帰りました。



この40日間は楽しい毎日になるはずでしたが、同居の義母が感情的になる場面が多く、けっこう困りました。不安になるようです、環境がかわると。

でも、娘たちには私にできることは全てやれたという満足感がありましたので、おかげさまで笑顔で見送ることができました。

何度か書いてきたように、若いときから働き者で家をひとりで守ってきた義母を私は尊敬しています。

ただもう高齢になっているし、理解できる範囲が狭くなっているのたと思います。

今日は、私が今チャレンジしている「悩んでも仕方ないときはサッと切り替える」やり方について書きます。


目次
・娘と初孫との生活を楽しいものにするためにしてきたこと
・無理に、義母の気持ちを理解しようとするのをやめた
・私もいずれたどる道。今は、自分を守る
・理解ある家族や友人らの支え
・主語を自分にして良いことも悪いことも責任を取る方がラク
・できるだけのことをして、後悔しないように

20190407 里帰りを終え娘と孫が帰った後の部屋1
この古い和室は、亡くなった息子の部屋でした。大片付け後、そのままにしていましたが、娘たちのために夫婦でもういちど片付けました。


娘と初孫との生活を楽しいものにするためにしてきたこと


娘と初孫のいる40日間は、楽しいものにしたい。でも、気分の浮き沈みが激しくなってきた義母と日中は4人になる。

そう思って、だいぶ早くから、娘たちを気持ちよく受け入れられるよう夫婦であれこれと準備してきました。


【断捨離】本当に必要なことに時間を使うため捨てた、物とプライドと目標

息子の部屋の片付け 書類整理 2

学習机を解体して処分 車に積む

20190220 カジタクお風呂そうじ(利用2回め)

ハウスクリーニングを再び利用したり、狭くても階段に手すりをつけてもらったり、2階のトイレもプチリフォームしたりしました。

カジタクで古いお風呂もピカピカ!おすすめハウスクリーニング
 
ものは増やしたくありませんでしたが、必要だと思った家電は思い切って買いました。

加湿空気清浄機、2F用のテレビ、洗濯乾燥機、電気ケトルなどです。

時間とお金を有効につかうため、やめて一番よかったこと

加湿空気清浄機2019

2019洗濯機買い替え


無理に、感情的になりやすい義母の気持ちを理解しようとするのをやめた


夫婦で片付けたり必要な物を買ったりしてきましたが、それでも、里帰り中の40日間にはさまざまなことが起こりました。

とくに、義母の激しい思い込みからくる行動には振り回されました。夫がなだめても、義母はなかなか受け入れません。

私には、なぜ義母がそう悪い方に悪い方に取るのか、どうしても理解できませんでした。



もう義母を深く理解しようとするのはやめました。

悩んでも仕方ない。だいぶ考えましたが、義母の気持ちは最後までわかりませんでした。

これ以上は無理です。こちらが参ってしまうと思いました。



私も、いずれそうなります。自分の事で精一杯になり、相手への配慮もできなくなっていくと。

それなら今は、無理をして良い嫁や良い介護者になろうとしない。

私は自分を守ろう。自分を守れないと、結局は家族みんなを振り回してしまうと思いました。


理解ある家族や友人らの支え


そんな義母に合わせる毎日でしたが、娘が里帰りしていた40日間、心折れずに来られました。夫や娘の理解、妹たちや親しい友人からの励ましがあったからです。

とくに、義理の親を介護している友人からの励ましは、現実的で的確でどれほど助けられたか。

友達


親ばかですが、娘もこの40日間、はじめての子育てをしながら私の体と心を気遣い、たくさん言葉をかけてくれました。

私と同じ26歳で母親になった娘。お婿さんとともに、幸せな家庭を築いていってほしいです。

そしてなにより、孫娘の顔を見ていられたことが、心の支えになりました。その顔を見ているだけで、爆発しそうになる自分の心もすっと落ち着いてきたり。



そしてもうひとつ、心折れない自分でいられた理由がありました。

それは、主語を自分にして考えるクセをつけて挫けないようにしていたことです。


主語を自分にして良いことも悪いことも責任を取る方がラク


主語を自分にするとはどういうことかというと、○○がして欲しいと思っているだろうからこうする、ではなく、私が○○のためにこうしたいからする、ということです。



●娘はこうしたほうがいいだろうだから、

●孫はこうしたほうがいいだろうから、

●義母は・夫はこうしたいだろうから・・・、



というふうに、自分以外の誰かを主にして考えはじめると、条件が多くなって複雑になってしまいます。食事・買い物・洗濯・掃除などのいっさいがっさいが。

それよりは、家のことを中心になってしている私自身を主語にしたほうが、迷うにしても決めやすい。

「私」を主語にすれば行動しやすい反面、うまくいかなくても自分だけで責任を取らなければいけません。

でも逆に言えば、もし失敗しても、家族のせいにしなくて済むということです。これは昔受けたセミナーで教わりました。



誰かに責任を持たせるのは一見ラクなように感じますが、それを相手が認めてくれないと、いつまでもモヤモヤすることになります。

自分で決めれば、そうはなりません。


できるだけのことをして、後悔しないように


私は50代後半に入りました。どのみちこの先、ルンルン(古いですね)な毎日ばかりではありません。

いつまでも悩んで動けずに後悔するよりは、できるだけのことをやってみて後悔する方がずっとマシです。

「迷うより決めろ、決めてサッサと動け」の精神で、物と心を整えていきます。



初孫の里帰りが済んであれこれ思うことを書きました。お付き合い下さってありがとうございました。

義理の親との関係で、同じように迷ったりしんどかったりしている人はおられますか。ともに、ボチボチ、がんばりましょう。






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3/29書籍発売。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。
記事:今の暮らしを変えて、人生後半を身軽に楽しく生きる

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原田さよ

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