月に一度くらいの割合で、朝まで眠れない日があります。ゆうべがそうでした。
でも、そんな日のはじまりは不思議と集中できます。孫も娘も義母もまだ布団の中。今これを打っている部屋はシーンとしていて気持ちいいです。
どうすれば、捨てたいと思っていてもなかなか捨てられないでいるモノを手放せるか。
今日は、私が断捨離を続けてきたなかで試してよかったと思う4つのことを書きます。
1.なぜ捨てられないかを文字にした
2.必要とする人を探した
3.人に任した・頼った
4.大物を捨てるタイミングを決めておいた・「いつか」の「いつ」を決めた
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なぜ捨てられないかを文字にした
目の前に不要品がたくさんあっても動けなかったとき、私はなぜ自分がいつまでも手放せないのか、思いつくままメモしていました。
娘のお下がりのノートに、書き方なども細かく決めずに。
書いた内容をあとから見返してまとめると、次の2つのことに集約されました!
●いつか使うかもとたいせつに保管していたモノを、ゴミとして扱うのが嫌だった
●自分は使わないけれど、それを価値あるものとして誰かに使ってもらいたいという思いがあった
「ああ…なんで使いもしない古い物なのに捨てられないんだろう」と片付けの途中で何度も嫌になりましたが、理由もなく長年持ち続けたというモノは少ないと後になって気付きました。
使わなくても捨てない、自分なりの理由が必ずあった。
だから、それを捨てると自分のことまで否定するようで辛かった。
書いてみると、なぜ捨てられないかの本当の理由が見えてきました。
高価だったとか、思い出がいっぱいあるとか、まだまだ使えるとかいう気持ちももちろんありましたが、その奥には別の気持ちがあったのです。
「誰かに渡してモノが活かされれば、気がラクになるのでは?」と思ったのは、その後でした。
そのためには、
捨てる前にまず、「あげる・譲る」ということを試すのがいいと考えました。
2. 必要とする人を探した(譲る・あげる)
~あげる・使ってもらう~誰かに使ってもらえるとわかっていれば手放せる場合、一番かんたんなのは、必要としてくれる人にそのままあげることです。
私はお世話になったことのある施設へ、古い物ですが未使用なのでバザーに出してくださいますかと、お願いしてみました。
しばらくして、施設のスタッフさんと利用者さんが自宅へ取りにきてくれました。このときはとても晴れやかな気持ちでモノを手放せました。
~オークション・フリーマーケット利用~ネットオークションやフリマを利用すれば、確実に「欲しいと思っている人」にモノを渡すことができます。
わずかな金額であっても、いただければ助かるので、一石二鳥です。
オークションでは主に古着や趣味のものを出品していました。
これは手間も時間もかかりますので、慣れるまで少ししんどかったですが、満足度は高かったです。

私は今から20年ほど前、子供の服や絵本をよくオークションに出品していました。
ですので、50代になった今も、その時の経験を活かせると思っていました。
でも、そうではありませんでした。
オークション後のトラブルで学んだ、今後の断捨離のやり方 このたび自分の洋服の断捨離で久しぶりにオークションを利用しましたが、30代の時と50代になった今とでは、同じやり方をなぞっても処理のスピードが全然ちがうのです!
自分が思っていた以上に老化がすすんでいました。
でも、「誰かに使ってもらいたい、このまま捨てるのは辛い」と強く思っていて、まだオークションやフリマ(今だとメルカリですね)を利用したことがないなら、試してみる価値はあると思います。
3.人に任した・頼った
ここまでは、「あげる・寄付する」「譲る」のことについてでした。
次はその中間、リサイクルショップや宅配買取など、業者に任すことです。
私は、ネットで探し、古着や古本を買い取りしてもらいました。
利用はまだ数回ですが、キャンペーン期間に手続きした物をのぞけば、宅配買取より直接ショップへ持っていったほうがラクだったというのが正直なところです。
宅配買取もリサイクルショップも、利用してはじめてわかった長所がありましたので、何もせずにいるよりは使ってみて良かったと思っています。

4.大物を捨てるタイミングを決めておいた
使っていない家具や飾りもの、片付けているうちに中身が空になった収納用のラックなどは、捨てるタイミングを逃さないようにしてきました。
いつか捨てる、いつか手放す、の「いつ」を心のなかで決めておきました。
逆に、「いつ」を決められないようなモノは、気持ちが固まるまで置いておくというのもありだと切り替えました。
わが家の場合は、次のようなタイミングで大物を捨ててきました。
✔引っ越し
✔娘が一人暮らしをする、終える
✔娘が結婚する、出産する
✔リフォームする
✔親を引き取る
捨てた大物
✔スチール式の2段ベッド
✔木製のベッド
✔重たいリビングテーブル
✔大きすぎるテレビボード
✔スチールラック
✔レコード専用のラック
✔食器棚(2度、捨てています)
✔食品用のラック
✔予備の下駄箱
✔物置き
✔3段BOX
✔ドレッサー
✔学習机
飾り物
✔雛人形(人形供養)
✔こいのぼり(寄付)
✔嫁入り人形
✔結納用品(私のときの)
子どもに買ってもらったものを処分したからと言って、子どもとの思い出が消えるわけではありません。買ってくれた親が悲しむとしても、理由を説明すればわかってくれると信じました。
こんなテーマもあります。
ブログ村テーマ
20歳以上の子どもを持つ親のつぶやき片づけに時間をかけられるうちに
「使う・使わない」を即決できなかった私は、5年以上もかけてモノを減らしてきました。
こんなに時間をかけていろいろな手放し方を試してきたのは、
そうしないと自分が後悔すると思ったからです。
まだまだこの先、いつまでも持っているわけにはいかないと思っているモノがたくさんあります。
だからこそ、時間を取れるときに進めておこうと、あらためて自分に言い聞かせています!
「捨てられないとわかっているモノ・予想できるモノは、なぜそう思うのか。どんな方法なら手放せると考えているか」
もし今、5年前の私と同じように片づけの途中で迷っておられる人がいらしたら、まずはその気持ちを文字にして書いてみることから始めるのをおススメしたいです。
捨てたいのはモノだけじゃないんですよね、きっと。
身動き取れないでいる自分の状態を、なんとかしたいと思っているのです。
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