昨日の記事の続きです。
ものが少ない幸せな暮らしを、片付けが苦手でも出来るようになった理由 今日は、捨てて良かったと思えた家具とその理由、罪悪感は理由が明確なら消せると思うことなどについてまとめました。
不要になって、捨ててきた家具
わが家がこれまで捨ててきた家具は次のようなものです。これらは全て、暮らしの変化に伴って処分したり売ったりしてきました。
✔スチール式の2段ベッド
✔木製のベッド
✔重たいリビングテーブル
✔大きすぎるテレビボード
✔スチールラック
✔レコード専用のラック
✔食器棚(2度、捨てています)
✔食品用のラック
✔予備の下駄箱
✔物置き
✔3段BOX
✔ドレッサー
✔学習机
最近捨てたのが、亡くなった息子の学習机でした。息子の大きな遺品を処分したのは、これがはじめです。
娘の出産・里帰りが、ひとつのきっかけになりました。
迷いましたが、息子が使っていた部屋を娘たちにと思っていたので、広くなって良かったです。これでいいんだたと思える日々を今まさに過ごしています。

学習机の上にあった息子関連の記録・関連書類を、思い切って処分。夫と二人でそれまでの療育の記録を見返し、お互いに残しておきたい部分のみ写真に撮るなどして捨てる準備をしました。

数日後、学習机そのものも解体して処分。車に積んでクリーンセンターへ運びました。
遺品の学習机を処分するまでの気持ち
息子は障害の重い子でしたが、両親は節目節目で健常な子にするのと同じお祝をしてくれました。娘の里帰りを前に捨てた学習机も、両親が、息子のためにと買ってくれたものでした。
発語もなく意思の疎通が難しかった息子が、この学習机の椅子に座ることは、結局いちどもありませんでした。
養護学校の教科書や障害児関連の資料を並べてはいましたが、そのうち、私の机として使うようになっていました。
それでも、この学習机を買ってくれた両親の気持ちを考えると、処分するのは迷いました。
気力体力判断力のあるうちに、大物を片付けておきたい
息子の学習机を処分しようと決めた一番のきっかけは、これまで書いてきたように、娘が出産し里帰りするのに部屋を広くしたかったから。
でも、それだけではありません。
私たち夫婦が、自分で動いて判断できるうちに息子の遺品を減らしていこうと思っていたこととも関係しています。
今の自分の幸せをいちばんに考えていいと思うようになった
これを機に、息子の遺品、特に私自身が療育と向き合ってきた膨大な記録を捨てることができたのは良かったと思っています。
自分自身に、一つの区切りをつけることができました。
療育の記録や学習机を捨てたからと言って、息子との23年が消えることはありません。
亡くなった父も老いた母も、この気持ちを説明すれば、私の考えを理解してくれると信じています。
ブログ村テーマ
20歳以上の子どもを持つ親のつぶやき部屋もものも活かされている状態にしたい
私は50歳の秋に一念発起して大片付けをはじめました。あれからもうすぐ丸6年です。
ずっと嫌で気がかりだったのが、片付けていないせいでものが活かされていないことでした。
今ようやく、使っていない家具がひとつもない状態になり、どの部屋も活きた使い方ができるようになりました。
5年以上かかってしまいましたが、部屋も家具も物も活用できていることが嬉しいです。

出来るだけ若いうちに不要な家具を捨てておく
最近は、子どもの数が減っていることもあり「もし自分になにかあったとき、子どもに迷惑をかけたくない」と思う人が増えています。私もその一人です。
大きくて処分しにくい家具が機能しなくなっているなら、できるだけ早く手放しておいた方がラクなのは確かです。
気力も体力も判断力もあるうちに、自分で(夫婦で)片付けていく。
子どものためでもあるけれど、自分が満足したり安心できたりするためでもあると思っています。
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ブログ村テーマ後悔しないモノの捨て方&手放し方捨てても、困らなかったもの私の人生を変えた一冊手帳とノートで暮らしを楽しむ
2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。
記事:今の暮らしを変えて、人生後半を身軽に楽しく生きる
https://sayoslife.jp/blog-entry-925.html捨てて良かった家具。処分は一日でも早く、若くて気力があるうちにする
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