物の少ない生活がもたらすもの
出産を終え退院した娘が、孫とともに家に帰っています。私にとっては初孫です。
可愛いけれど忙しい、忙しいけれど楽しい、楽しいけれど眠い、眠いけれど可愛い。
そんな毎日を、女四世代がこの狭い建売住宅のなかで満喫しています。
”満喫”と言っていいと思います、多分。平和ですから。
平和なのは、”片付いていないことで起こる良くないこと”が起きていないからです。
置いてある家具もその中に入っているものも、必要だから置いてあるもの。
当たり前のこんなことが、大片付けをはじめる前はまだ全然わかっていませんでした。

●狭いから片付かない
●収納が少ないから入れられない。置きっぱなしになってしまう
●あちこち置きっぱなしだから探し物をする
●探し物ばかりしているせいで喧嘩もしてしまう
そうではなくて、
●家の広さに合った量のものを持てばいい
●収納に余裕を持っていれられる量にまで減らせばいい
●探し物をしないで済む片付け方・収納の仕方を考えればいい
物を減らすタイミング
娘が結婚式を前にこの家から引っ越していったのが昨年の2月末。怪我をして見守りが必要になった義母を引き取ったのが、2か月後の4月でした。
あれからもうすぐ1年です。
この1年は、成人した子供の自立と親の介護が同時進行した1年であり、それまでより強く「物を減らす」ことを意識した1年でもありました。
こんなテーマもあります。
ブログ村テーマ
20歳以上の子どもを持つ親のつぶやき片付けが苦手でも前へ進める
義母と自分たちの老後を見据えてしたリフォームや、そのための大片付けでは、今よりも未来を意識して「捨てる」ことに集中しました。
その後、夫の実家の処分が決まり、買い手も見つかりました。
300年以上守られてきたお仏壇の閉眼供養も、無事終わりました。
仏壇の魂抜きが済んだということは、もう、捨てていいということです。
親の家の処分へ【仏壇の魂抜き】まとめ。かかった費用は?お布施はいくら? 
大量の不要なもの・邪魔なものの処分に迷った日もたくさんありました。
でも、ブログを書きながら頭を整理してこれたし、それまでよりも夫と話をする時間も取れたので、その都度ベターな選択ができたと思っています。
これも、このブログを読みに来て下さるみなさんのおかげです。ありがとうございます。
人生の節目に合わせて片付けていく
物が減ると、暮らしにも心にも余裕が生まれるというのは本当でした。
面倒くさがりのくせにせっかちで見栄っ張り、片付けが嫌いでずっと逃げていた私も、50代に入ってからはじめた片付けでだいぶ変化しました。
逆に言えば、暮らしの変化が大きい50代に入ってからした片付けだったからこそ、私も変われたのだと思います。
人生の節目に合わせて片付けていく。家や自分にちょうど良い量のもので暮らす。
これから先また何か大きな変化があっても、このことさえ守っていれば大きく崩れることはないと思います。
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2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。