二度目の同居、片付けも収納も慎重になった
一人暮らしだった義母が骨折し引き取ることになって、まもなく1年です。
いろいろありまして、この同居は二度目になります。
今日はそんな二度目の同居に際し、義母の持ち物を収納する場所をどう作ったか、片付けのルールをどう決めたかについて書きます。
結論から言いますと、私がイライラしないですむように準備しました。
私がイライラしない=義母ともめない。そのために、いろいろ迷いましたが
押入れや収納はできるだけ広く使わせるように整えました。
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義母の部屋は1階の和室です。1階の押し入れは幅の狭い観音扉タイプなので入れにくいですが、大片付けをして、画像のように6割の収納率くらいにまで下げてありました。
これは同居のためではなく、50歳からはじめた大片付けで、たまたまそうなっていただけです。
同居を決めてからは、ここに入れていた扇風機や私のバッグなどを2階へ持っていったりして、さらに収納場所を空けました。
そのうえで夫用のクローゼット1本と、ダイニングで使っていたお気に入りのチェストを空け、義母の部屋に運び入れました。
現在それらのタンスや押入れは、義母の持ち物でほぼ満杯です。

一人暮らし。きれい好きで片付け上手、家事だけでなく畑仕事や内職で朝から晩まで動き回っていた義母の人生は、骨折でまたたくまに一変しました。
一度目の同居は息子の障害のことや私の病気のことで上手くいかなくなり、5年半ほどで解消してしまいました。
ですので、20数年ぶりの今回の同居は最初から慎重になりました。
義母ともめないために、押入れや収納はできるだけ広く使わせる
軽い認知障害は年相応に出ているものの、まだまだ片付け上手で綺麗好きだった義母の性分は変わっていません。
若いころはそういう家事上手な姑がいるのが凄くプレッシャーでしたが、今はそれを逆手にとっています!
二度目の同居に際し、義母の持ち物を収納する場所や使い方について意識してきたのは次の5つのことです
●義母が収納に使える場所をあらかじめ本人に示しておく
●その収納場所は、事前にできるだけ広くあけておく
●決めた収納場所以外の所に置かれたら、認知障害がすすんだ合図と思って次の手を打つ
●収納が足りないと言ってきたときは、義母の部屋で管理できるよう、その都度ケースや箱などを用意する
●「捨てれば?」とはこちらからは言わない
夫の実家の売却が決まり、義母の持ち物を少しずつ運んできました。
片付け上手ではありますが、やはり80代の義母の服や荷物は2本の箪笥や押入れには収まり切らず、ベッドの下にも箱を置いて入れているようです。
昨日も義母は「ダンボール箱に着ない服を入れて片付けた!」と嬉しそうに報告してきました。
私は心の中で、
「え?この1年、実家から持ってきても着なかったということは、この先もきっと着ないのでは?」
「そのダンボール箱は捨てるためにまとめておいたものよー」
と言いかけましたが、やめました。
私自身も、服の整理には3年以上かかったから、高齢の、それも突然くらしが変わってしまった人に、とても偉そうに言える立場ではないと思ったからです。
私がラクになるために、気持ちも暮らしもゆるめる
同居の前、トイレだけでなく居間までリフォームするかどうかは、ギリギリまで迷いました。
でも、この狭い家で同居すると決めたのは義母が入院してすぐでした。
ですから、義母の部屋を準備して整えるには、じゅうぶんな時間がありました。
すなわち、私が心の準備をするにも余裕があったということ。
この良い条件でウダウダ言うのは、情けないです。
実際には娘の結婚が重なってバタバタしましたから、それが私の気持ちを切り替えるスイッチになっていたのだと思います。
✔自分の部屋に自分のものを収納する
✔2本のタンスと一つの押し入れに、自分のものを自分でしまう
片付け好きな義母がそれさえ守ってくれれば、リビングや玄関に少々ものを置かれても、責めないことにしています。
義母はいずれそういうことも出来なくなります。何年先かはわかりませんが。
心がザワザワしてきたら、私もきっと同じように老いていくと思うことにしています。
片付けで暮らしをラクに。心をラクに。
あれもこれもと思わず、「まあこんなもんかー」と思うようにしながら、今日もぼちぼちがんばります。
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