先日、実家の母と数年ぶりに外で待ち合わせて食事をしました。
母の老いの現実と、私への愛情からくる厳しい言葉に打ちひしがれ、帰宅してからも切ない気持ちをぬぐい切れずにいました。
こんなふうに、心が乱れた時いつもしていることが5つあります。
母と会ったあと、ここに書いた5つのことをすべてやってみたら、そうとうスッキリしました。
●有酸素運動(エアロビクス)をする
●シンクを磨く
●クローゼットの整理をする
●一人になる・ネットを遮断する
●二人になる・賢い人に話を聞いてもらう
生きていて起こす心のモヤモヤは、たいていは人から見ればささいなこと。倒れるほど苦しいことなんて、そうそう起きません。
でも、そういう小さなモヤモヤこそ封じ込めてしまいがちなので、いつまでも心に残って苦しむもとになります。
私は、心のモヤモヤが悪化する前に動いてみることにしています。

有酸素運動(エアロビクス)をする
乱れた心を整えるのに一番有効だと思うのは、運動をすることです。
体をしっかり動かせることなら何でもいいと思うのですが、私はやはり踊りたい。
学生の頃からの趣味であるエアロビクスは、身体を動かしながら音を聞き、振付けを覚えていく、ダンス形式の有酸素運動です。
複数の感覚を同時に使って動き続けていると、「無」になれます。
無になった状態がしばらく続いたあとに、振付がきっちり頭に入る瞬間がきて、思い切って踊れるようになります。これが最高に気持ちいいです。
年々、覚えも悪くなり、関節の可動域も狭くなり、ダイナミックに動けないようになりました。
でも、心が乱れたとき真っ先にしたくなるのが、このエアロビクスであることに変わりありません。
体と頭に負荷をかけて、無になる時間を作るのが、心を軽くするいちばん手っ取り早い方法だと思います。

シンクを磨く
このブログで時々書いていますが、私は片付けが下手なわりに掃除は好きです。
とくにキッチンの水廻りの掃除をすると、心がスッキリします。
お風呂やトイレや洗面所などの水廻りはそこまで綺麗にはできていないので、私にとっては、キッチンの水廻りを綺麗にしておくのがいちばん都合がいいのだと思います。
キッチンのシンクは一日のうちでいちばんよく目につくところだからでしょうね。
心が乱れたときは、
そこが綺麗な状態だと一日気分がいいという場所を、ひたすらピカピカにしていきます。
これは皆さんにもおすすめしたいです。

クローゼットの整理をする
私がいちばん捨てにくかったのが、洋服です。
その洋服も断捨離でだいぶ減らすことができたので、心が乱れたときは、
服をぜんぶクローゼットから出して、さらに減らせる服はないかと見ています。
断捨離をはじめた頃は、自棄になって捨てていた時期もあったのですが、今は少々心が乱れていても大丈夫です。
捨ててから後悔することもありません。
服を捨てると起きる5つの良いこと。少ない服でも楽しめる。
画像は、次のリサイクル回収で捨てる服や布団です。先週から今週にかけて片付けていました。
一枚一枚たたみながら昔のことを思い出したりしているうちに、心も整ってきました。
クローゼットの隅にある埃を拭って風を入れたら完了です。
一人になる・ネットを遮断する
心が乱れているときは、よけいな情報を入れないようにしています。
何を読んでも見ても、否定的にとらえてしまいがちだからです。多くの情報の中から、自分にとって必要なものだけを抜き取る余裕もありません。
スッキリするためにというより、これ以上モヤモヤの種を増やさないようにするため、スマホやパソコンはもちろん、テレビも見ないようにします。
二人になる・賢い人に話を聞いてもらう
乱れた心を整えるためにしていること。最後が、人に話を聞いてもらうことです。
公平に判断してくれる夫や、気の置けない友人の存在は大きいです。
愚痴や弱音を拾ってもらえるだけでなく、
相手から返ってくる言葉によって気付かされることもたくさんあります。
それまで自分がモヤモヤしていたことの正体がわかったり、違う側面から見ることができたり。
思うままにとはいきませんが、一人になって自由に動く時間も、二人になって別の面から自分を俯瞰する時間も、大事にしたいです。
一人暮らしをしている実家の母は84歳。
誰でも老います。私も老います。
毎回ざわついていたら、きりがありません。でも、揺れてしまうのが私です。
自分を認め、心の乱れが酷くならないように工夫しつつ、今をぞんぶんに生きたいと思いました。
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