片付け始めてから知った、ミニマリスト(最小限のもので暮らす)と呼ばれる人たちの日常。
今朝の"おはよう日本"でも特集が組まれていましたね。
「絶対に必要なもの以外は持たない。」
「あれも欲しい、これも欲しいと思っていた頃は、どれだけ物を持っても満たされなかった。」
出演していた佐々木さんの言葉はとても印象的。
暮らしをとことんシンプルにしているけれど、何かに逆らって切り捨てるような鋭さではなく、何物にも抗わないような柔軟さを感じました。
物を持つことで満足感を得ていたバブル世代の私にも、その考えの一部を取り入れることが出来るかもしれない。
存在を知ってから、好きな断捨離ブロガーさんのサイトだけでなくミニマリストさんのブログも読むようになりました。
ミニマリストの定義がどういうものかは知りません。
私はただ、その人の良い部分を見て、違うと思う点はスルーすればいいだけの話だと思っています。

突き詰めるとこうなれるんだなぁというのが第一印象でした。
真似は到底できないけれど、「一つの用途に二つの道具はいらない」という考えは私にもわかりやすい。
物をさらに減らして、清潔と安全を確保したいと考えるようになっていたからです。
物は出来るだけ少ない方が、掃除もしやすいし怪我のリスクも減ります。
損得でもなければ、効率優先でもない。
どちらが上か下かでもない。
不自由なことをひとつひとつ潰してラクにしていくこと。
気分よく暮らすこと。
そのために、常に頭を柔らかくしておくこと。
これが、バイトを掛け持ちしてブランド品を買う一方で偏差値だけは落とすまいと必死だった私の30年後の目標です。
3/29新刊発売。みなさまのおかげです。ありがとうございます。片付けが苦手でも年齢を重ねていても、身軽な暮らしに変えていける、未来は明るい!という思いを込めて書きました。