秋は春と並んで片付けのしやすいシーズンなので、今日は私が服の断捨離で迷ったときにしている衣類の分け方について書きます。
300枚以上あった私の服は、現在、フォーマルを含めてぜんぶで50枚ほどになっています。
古い服でも捨てられないとき、次のような順番で考えて決めています。
①この1年で一度でも着たことがあるなら残す
迷うなら捨てよというのが片付けのルールだと思ってはいるのですが、この1年でいちどでも着たことがあるなら、私は置いておきます。
「この1年で一度でも着たことがある」と覚えていられるような服は、自分にとって愛着のある服だからです。回数の証拠より、感情を優先しているかっこうです。
②この1年で一度も着なかったが、必ず着る時があるとわかっているから残す
たまたまこの1年では着なかったけれど、必ず着る時が今後あるとわかっているのは、礼服やちょっとしたおよばれに着ていける服です。
こういう服は、サイズ的にもう入らないということでなければ、少々時代遅れでも置いておくことにしています。
買う場合はお金がかかるし、借りるのだって手間がかかるからです。
③この1年で一度も着ていないし、今後も着ることがないとわかっているなら手放す
①この1年で一度でも着たか。
②たとえ今は着なくても、この先で必ず着るときがあるとわかっているか。
①②と、
順番に考えてきても、その条件にはまらないとわかったら手放します。
捨て方も単純にわけると4つです。そのとき自分がいちばんやりやすい方法で手放してきました。
✔ゴミとして捨てる
✔リサイクル回収に出す
✔売る(オークション・フリマ・業者)
✔寄付
体力・気力があればオークションを利用するのがいいです。フリマよりも高値がつくからです。
④もう着ないとわかっているが、思い出があるから残す
子どもの服や亡くなった親の服などで、思い出が深く刻まれているような服は、無理してまで捨てないものです。
それと同じで、自分の古い服にもひとつのストーリーを語れるくらい思い出があるなら、残しておきます。
その服に対する思い出の濃さを測ってみて、それほどでもないと冷静になれたら、手放します。
でも、枚数は絞ります。はじめは「どれも思い出があるわ」と思っていても、何度か片付けるうちに候補が減っていきました。
私は服に対する執着が強く、たくさんの古い服を目の前にして、途方にくれてきました。
それでも、もう着ない服の手入れにまで時間と心を奪われるのが嫌になり、いろいろな条件で分けてみたり、自分をなだめたりしながら、断捨離をすすめてきました。
片付けは今年で5年目に入りました。今ではもう服の整理でイライラすることもなくなり、新しい服も気分よく買えるようになりました。
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2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。