今日は「片付けの苦手な人こそ物を減らそう。まずやっておくこと」について書きます。
片付けが苦手な人は、防災も苦手
自然災害の多い日本ですが、今年は特にそう感じます。台風25号が週末にかけ日本に接近する可能性があるとのこと。防災について考え動く日々が続いています。
片付けの苦手な人が防災を考えるために超えるハードルは何本もあり、ひとつずつの高さも相当あります。
安心のために防災グッズや食料などの備蓄品を用意するのはもちろん大事なこと。
ですが、そもそも片付けが苦手なわけですから物選びも保管もむずかしく、時間がかかるのです。
こう言い切るのは、私がまさにそうだったから。
物が少ないことのメリット
片付けの苦手な私は、日々の家事や育児をこなしながら自分のやりたいことをどう組み込むかということの方にいつも必死でした。
防災といっても避難袋を用意していたぐらい。それも昭和感満載のもので、ここ数年はちゃんとした見直しもしていませんでした。
そんな私でも、今ほど
断捨離の効果を具体的に実感したことはありません。
物の少なくなった家は、いざというとき動きやすいし、欲しいものをサッと見つけられるからです。
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片付けの苦手な人が防災面を整える前にしておきたい2つのこと
片付けの苦手な人が防災面を整える前にしておきたいことは、2つあると思います。
●まず、床・玄関・タンスの上をしっかり片付けてしまう
●家族で物の在りかを共有しておく
タンスの上の物がなくなったら、落下で怪我をすることもなくなり、天井や壁にタンスを固定しやすくもなります。
床や玄関に物がなければ咄嗟のときにつまづく可能性も低くなり、避難しやすくなります。
単純明快なことですが、ふだんからそうしておくのが大事なのではないでしょうか。

こんなふうに廊下に出しっぱなしの物があったり、玄関に荷物が積まれていたりすると、通路をふさいでしまいます。置きたいなら、場所を変えたほうが安全です(今年の冬は移動せねば!)

非常持ち出し袋の中身がもしちゃんと用意できていなくても、まず家族それぞれが、「懐中電灯はここ」「乾電池はここ」「ばんそうこうと塗り薬はここ」「レインコートはここ」という具合に、それが置かれている場所をわかっていれば安心です。
良いリュックに入れようかとか、優秀な懐中電灯にしようかと迷うよりも、まずは物の在りかを家族で共有するほうに力を注ぐ。
そのほうが現実的だと思うのです。
(*
片付け上手への道←リンク先に関連記事をまとめています)

片付けの苦手な人にもできる防災は、いくつもある
片付けの苦手な人が一気になにもかも完璧にしようとして失敗するのは、
「自分にとって何が大事で、どれからすればいいか」というのを考えることを、飛ばしてしまうからです。
偉そうに書いていますが、これも私が散々経験してきたことです。一足飛びにやっては失敗ばかりしていました。
緊急なとき慌てないためにも、一つずつ片をつけていきたいですね。

「何をどれだけ用意して、どこにどう保管しておけばいいの?」
テレビやパソコン、スマホから、さまざまな情報が入ってきますから、迷う人もおられるかもしれません。
でも、まずは、目の前の床や廊下や玄関、高さのある家具の上のものを片付けていきませんか。
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