今日は、台風に備え、明るいうちにしておくことを書きます。経験上いちばん困ったのが停電でしたので、最低限している備えについてまとめました。
目次
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台風で停電。知らないことって怖いことだと思い知った▶
最低限の停電への備え▶
水を入れたペットボトルを凍らせておく▶
私の考える防災
台風で停電。知らないことって怖いことだと思い知った
台風が来る前に水を確保しておくことや、家の周りにあるものが飛ばされないようにしておくことももちろん大事なのですが、私がまず考えるのは、停電への備えです。
子供たちが小さいとき台風で一番困ったのが、停電が長く続いたことだったからです。
信号が壊れて運転が怖かったのも忘れられない経験ですが、水道が使えなかったことはもっと強く印象に残っています。
集合住宅で住んだのが初めてだった私は、
停電すると断水状態になるということを知りませんでした。設置されている加圧ポンプ等が停電の影響で作動しなくなるというのを、そのときはじめて教わりました。
照明の代わりになるものは用意できたけれど、水が出ないのは本当に困りました。特にトイレです。
あれ以来、水だけは多めに保管しておくようになりました。
最低限の停電への備え
最低限の停電への備え。私が用意しておいたり確かめたりするのは、具体的には次のようなものです。
これは台風など、準備に時間がかけられる場合のことです。
●懐中電灯
●ラジオ
●乾電池
●カセットコンロと燃料
●水やお茶などの飲料水と、すぐ食べられる食糧
●モバイルバッテリーに充電、スマホ自体も充電、いずれも寝る前に満タンにしておく
●給油(断水が続き、実家へ子供らを連れて帰った経験から)
水を入れたペットボトルを凍らせておく
ペットボトルに水を入れ凍らせたものを、冷凍庫に常備しています。
20年ほど前、大きな台風がきて停電になったとき役立ったのが、ペットボトルに水を入れて凍らせておいたものだったからです。
当時、夏はその凍ったペットボトルを保冷剤がわりにし、クーラーボックスに入れ、療育センターや公園へ子供たちをよく連れていっていました。その凍らせておいたペットボトルが、停電のときに役立ったのです。
台風で停電したときは…
●食品が少しでも長持ちするよう、冷蔵庫を出来るだけあけないようにした
●凍ったペットボトルと一緒に、小さなジュースやゼリーをクーラーボックスの中に入れて保冷剤がわりに
子ども達はどうやっても落ち着きませんでしたが、好きな飲み物やおやつが冷えていると喜びました。
親の私のほうも、「クーラーボックスならいいよ」と、子ども達が好きに開け閉めしても叱らずにいられました。

ペットボトルに水道水を入れて凍らせておくことは、直接は停電とは関係ないかもしれませんし、使えるとしても数時間のことです。
でも、あれ以来私は、絶えず冷凍庫に凍らせたペットボトル数本を入れておくようになりました。
防災は、ふだんの暮らしの延長線上にあるのが理想だと思っています。
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災害に遭遇した時に必要なものは?私の考える防災
子どもが小さいとか、介護の必要な高齢者と住んでいるとか、自身に持病があったりとかいうように、条件はそのご家庭によって違います。防災に対する考え方にも差があります。
でも、基本的なところは同じだと思っていますし、自分が安心できるやり方で備えてさえおけばいいとも思っています。
大事なのは、早めに動くこと。足りないと思えば足し、いらないと思ったら捨てること・やめること。
怖かったり不便だったりした経験は活かしていきたいです。
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