この記事は旧ブログ
「家も自分も好きになる暮らし」をもとに編集し直したものです。
ここで使っている画像は、もっと散らかっていた部分をカットしたもの。元画像はもうありません。
息子のために…と思ってそうしたつもりでしたが、実際は私の保身のためでした。
元画像で公開したほうがよかったと今は思っています。

2013年5月末に亡くなった息子の部屋。
本人が引っ越し当初からこの部屋を気に入らず使わなかったことや、壊されたくない物を守るためという理由はありましたが、それをいいことに私がこんな状態にしてしまいました。
その部屋の片付けが、おかげさまで終了できそうです。
いつでも眺められる状態にしておきたいもの、きちんと収納したいもの、それぞれに分けて収めることができました。

奥にある破れた障子は、もうしばらく置いておきます。
2003年製の古いテレビデオも置いておくことにしました。
息子が好きだった電車のビデオを再生してみたら、ちゃんと映りました。

押入れには、息子以外の家族のものや不用品を詰め込んでしまっていましたが、天袋・キャスター付き押入れ収納の中は空っぽになりました。

↓
(2016年3月)

カーペットの上の落書きはそのままにしておこうと思います。
息子は油性マジックの匂いや感触が大好きだったんです。

全部出して空っぽにした引き出し。息子の服をたたみ直して並べ替えました。

服を整理することが一番辛くて後回しになりましたが、これは一番やりたかったことです。
触れないでいることより、触れていたい気持ちが勝りました。
片付けの途中で感じてきた罪悪感や後悔する気持ちは、今もなんら変わりありません。
でも、片付けてきたからこそ息子をありありと思い出せたし、子育ての23年半をじっくりと振り返ることが出来ました。
ブログでこの部屋を公開しなければ出来なかったと思います。
お付き合い頂き、本当にありがとうございました。 (2014-03-17)