狭い部屋の中があちこち散らかっているのに、断捨離や片付けをやる気になれないとき、あるいは思うように出来ないとき、私がどのように考え方を変えて片付けていたかについて書きます。
苦手でも片付けているうちに自分なりのやり方がわかるようになり、そのうち、「広ければよい」「美しければよい」というような気持ちも無くなりました。
読者さんからいただいたメッセージを紹介しながら、お返事する形で書いてみます。

断捨離しにくいときは「今このとき」「この場所」に集中してみる
毎日楽しくブログ見ております。
うちは自営業で、住まいは店舗の上の階に住宅がありますが、しっかり別れているわけではなく、店舗のフロアーにお風呂や洗濯機があったり、洗濯物を干す場所は、店舗を通り抜けて外にあったり、大変住みにくくなっております。
近くにいずれの同居を待つ義両親宅があり、沢山のお金をかけての改築は、結局同居したらいいと言われるに違いない為、改築もしにくい状態になっております。
素敵な住まいとは、贅沢に作った家に、センスの良い家具に…、なんだと思い込み、諦めており、益々、丁寧に住むことを諦めておりました。
しかし、さよ様のブログを読み、私の考えが間違っていたことに気づいたのです。
今ある環境を整えたら、素敵な住まいに近づくことは出来るのですね。本当にありがとうございます!
これからも陰ながら応援しております、お忙しい毎日を過ごしだとは思いますが、どうかお身体ご自愛ください。
また何かあれば教えてください!
Kさんは以前もメッセージを下さいました。ありがとうございます。
>素敵な住まいとは、贅沢に作った家に、センスの良い家具に…、なんだと思い込み、諦めており、益々、丁寧に住むことを諦めておりました。
今は素敵な暮らしやお洒落な暮らしをしているお宅の様子が簡単に見られる時代ですから、ついわが家の状況と比べてしまいがちですよね。
それに、同じしんどい思いをして片付けるなら、理想的で素敵な家にしたいという気持ちにもなります。
私も理想を高く持っていましたが、なかなか片付けが続かず、すぐ投げ出してしまいました。
こういう気持ちを切り替えるのに一番効果的だったのは、過去や未来より「今このとき」「この場所」に集中することでした。
「今このとき」「この場所」に集中する
私は断捨離がうまく進まないとき、「もっと広い家だったら」、「もっと収納が多かったら」、「どうせ、今頑張ってもすぐ散らかる」などの気持ちは、いったん置いておくことにしました。

(リフォーム前も後も、同じ場所に夫専用のラックを置いています)。

わが家はたとえば、夫がリビングで必要とするものは、本人がリビングでいつも座る場所のそばにまとめてラックに入れ、見えるように置きました。
私の理想とは違ったけれど、たったこれだけのことで、「あれどこ?」と聞かれる私のストレスも、「モノの置き場所が決まっておらず、わからない」という夫のストレスもなくなりました。

また、出かける前の家族によく聞かれる日用品を、キッチンに置いた食器棚の引き出しにまとめてみたら、みんなが出しやすく戻しやすい状態になりました。
見た目はいまいちですが、満足感は大きいです。
小さく暮らす:高い理想を断捨離するメリット
知らぬ間に自分に課していたハードルを下げたことで、自ずと小さく暮らすことができるようになり、満足感が増してきました。
●探し物のない日常さえ手に入ればいい
●狭くても、床置きのモノをなくし、掃除しやすいリビングにさえなればいい
●小さなダイニングテーブルでも、ゆったりした気持ちでご飯を食べられるようになればそれでいい
●見た目は今ひとつでも、欲しい物がすぐ取れるキッチンにさえなればいい
●暗くても狭くても、洗顔料やタオルをサッと取れる洗面所にさえなればいい

目標はこのように低くて現実的なものばかり。それでも、出来たときは小躍りしたいくらいうれしかったです!
わが家は小さな建売住宅。間取りも自分の理想とは違ったため、使いにくい面がありました。
そんな家でも、現実的な目標を立て、物を少なくすることで、暮らしやすくなりました。
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