息子の三回忌の粗供養を持って、怪我をした母の様子を見に行ってきました。
気丈だった人もさすがに気弱になっていると感じていましたが、母はいつも通りお化粧もしていて笑顔を見せてくれました。
「まだ足も腫れているし、今、片付けの話をしなくてもよい。」私はそう思ったのですが、母の口からは「断捨離」の言葉が。
家の中が昔よりも散らかってきたことと今回の怪我が、直接関係があると断言はできません。
けれども、届きにくくなった場所に物があることや怪我をすれば治りにくくなっているということを感じたのは確かなようです。

今の母(実家)にとって、優先すべきは安全性。
次が利便性でしょうか。
でも、体力も気力も衰えてきたうえに自信もなくしかけている母に、口だけになってしまいそうな私が言えることはありません。
口を出すなら手も出さねば嘘になるし、口出しだけされるのが嫌なのは自分も同じです。
この数年のうちに自信をなくしていたのも同じです。
今の私には母の片づけを手伝い続けることは出来ません。
2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。