元々整頓上手ではありましたが、物は捨てられないタイプの夫が、会社から1枚の画像つきLINEを送ってきました。
LINEの内容をまるっとまとめると、「新しくきた事務員さんと一緒に、110%の収納率だった整理棚を片付けて使いやすくしたよ、見て見て!」ということ。

画像はアフターです。ビフォーがあればよかったのですが、夫の熱い話しぶりからすれば、だいぶ片付いたのだと思います。
見た目はバラバラですが、中にあったものの半分以上はここになくてもいいか捨てていいものだったため、それを出し、残りをちゃんと入れなおし 随分使いやすくなったとのことでした。
夫はなぜ断捨離する気になったのか(1)
その110%の収納率だった整理棚は、上から下までびっしり事務用品以外のものも入っており、使えていたのは靴箱二つぶんほどのスペースしかなかったそう。何年もそのままにしていたとのことでした。
その状態では新しく来た事務員さんは困ったはず。
その事務員さんが「ホチキスの芯を探していますがなかなか見つかりません!」と夫に訴えたこと。
たまたまその日予定していた面談がキャンセルになって時間がぽっかりあいたこと。
この2つが大きなきっかけになり、二人で一念発起したそうです。
こんまり流よろしく整理棚の中のものを全部出し、シートなどを使って広げ、使っているかいないかを判断。
1時間ちょっとで、使っているものだけを、事務室内にあったカゴや箱を利用しておさめたとのことでした。
”なぜ夫が断捨離する気になったか”という理由は次のようなもの。
●夫としては、代わったばかりの事務員さんが仕事がやりづらいと、結果的には自分も困る
●その整理棚を放置していたことへの責任は、自分にもある
●「いつか片づけないとなぁ・・・」という思いもずっとあった
そういうこともあり、「いつかは今だ!」となったのでした。
夫はなぜ断捨離する気になったのか(2)
私は「よかったね」と LINE で返し、そのことは忘れていました。
すると昨夜、「ブログには使わないのか」と聞いてくるではありませんか。
その時やっとわかったのです。夫は私がもっと喜んだり褒めたりすると思っていたというのを。そりゃそうです、私ももし同じぐらいの作業をしたら、誰かに見て欲しいと思うでしょう。
ブログのネタにするために片付けたわけではないでしょうが、頭の片隅に、私がこのブログを書いていることがあったのかもしれません。
家族の誰かが片付けに夢中になりはじめると、それがそばにいる家族にも伝わってやる気を起こさせるということはよく聞きます。
物を捨てないタイプの夫が会社でもがんばって片付けた。今回は、私の方が刺激を受けました。
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