まもなく息子の5回目の命日が来ます。そろそろ処分しようと思って久しぶりに手をつけたのは、私が息子の障害についての資料を集め、スクラップしていったファイルです。
28年前はまだネット環境が今のように整っていませんでしたから、なんでも紙で残すしかありませんでした。
捨てにくいものにも、優先順位を
睡眠時間や食事、その日の機嫌、発作の有無などを記録したグラフや日記など、自分で直接書いた物は、まだ見ることができていません。
でも、資料ならもう見なくても捨てられると思いました。資料には個人情報も載っていませんので、紐でくくって捨てるだけですみます。
(私の
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紙類には1枚に載っている情報量も多いし、シュレッダーを使ってもいちどには出来そうにありません。写真などは、さらに減らしにくいです。
でも、それらの息子に関するたくさんの紙類は、これから60歳までの5年で、少しずつ減らしていきます。

悔いが残った子育て
小さな赤い足跡が点々と続くのを見つけたのは、ちょうど今頃の季節でした。
傷みを感じにくい息子は、足の裏を切って出血しているのに、平気で歩いていたのです。
それを見つけたとき私は、息子が不憫で切なくて、おいおい泣きながら手当をしました。
と同時に、廊下にガラスの破片が落ちていないよう、なぜ片付けや掃除をキチンとしていなかったのかと自分を責めました。
それでも私は、自閉症の専門書を取り寄せたり、療育書を必死に読んだりすることをやめられませんでした。
今ならわかります。母親の自分が本当に大切にすべきことが何だったのか。
この話は、旧ブログでも書いたことがあります。ときどき思い出して、書かずにはいられなくなるのです。
でも、そろそろそんな自分も変えていきます。
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障害児の家族ってのもいいかも断捨離の効果
みなさんにもありますか?苦いけれど捨てられない思い出のもの。
それはいつまで取っておきますか?
期限を切っておくと、整理しやすいと思うので、いちど考えてみてはいかがでしょうか。
捨てなくてもかまわないと思います。ただ、もし気になっているのなら、出して今後のことを考えてみるだけでも、胸のつかえが少しは取れると思います。
探し物ばかりしていた私の暮らしは、断捨離や片付けのおかげで変わりました。今度は自分が変わる番です。
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