怪我をした義母との同居を機に、トイレだけでなく狭かった13.5畳のLDKもリフォームしました。今日はそのリフォームの内容について簡単にまとめてみました。
狭いうえに柱が抜けなかったのをリフォームしたことが特徴ですので、似た環境でリフォームを考えておられる方のなにかの参考になれば嬉しいです。
目次
・LDKをリフォームした理由とその目標
・狭いキッチンとダイニングをどのようにリフォームしたか
・相見積もりは勉強になった
・狭いキッチンのリフォーム、最後まで迷ったこと
・対面キッチンから、L字の壁付けキッチンへ

(アフター)
工期は休みをのぞいて8日。このあとカーテンやダイニングセットなどを購入するつもりですが、それを入れても予算内になんとかおさまりそうです。
参考になったのは「家にまつわるお金の話」というテーマです。
ブログ村テーマ
家にまつわるお金の話
(ビフォー)
工事が始まる直前に撮りました。奥のチェストの前がダイニングでした。
LDKをリフォームした理由とその目標
キッチンが狭いことは、断捨離をしたのでさほど困らなくなってきたのですが、ダイニングへ行きにくいのは変わりませんでした。この家の間取り上、仕方ないことですが、足の悪い義母も、年老いていく自分たちも、今のままだと使いにくくなるいっぽうだと考えました。
そこで、このリフォームの目標を『動きやすいダイニングとキッチンにする』ということに絞りました。
そのためには、床を広く使えるようにしなければなりません。
狭いキッチンとダイニングのどこをどのようにリフォームしたか
狭いLDKのリフォーム。その中心は、対面式のカウンターを囲むようにあった壁を抜き、別の部分に補強を入れてもらい、壁付けのシステムキッチンを設置したことです。
構造上
柱は抜けませんでしたし、もっとこうしたかったという気持ちもあります。
でも、キッチンを壁付けにしたことで、ダイニングへは行きやすくなりましたので、わが家のリフォームの目的は果たせたと思っています。

(ビフォー。壁の中にあったキッチン)

(アフター。壁を抜いて柱は残す)
相見積もりは勉強になった
大手のリフォーム会社と地元の工務店の2社から、同じ条件で見積もりを取りました。最終的に数十万円の差が出たので、地元の工務店に決めました。
大手と地元の工務店の一番の差は、システムキッチンの値引き率。
また、解体費や床上げの造作費(トイレと廊下の段差を解消・和室の床の間を潰して平らにするなど)、クロスやフローリングの張替費、一日あたりの諸経費と呼ばれるものの設定金額にも、大きな開きがありました。
どちらの担当者さんも良い方でしたが、数十万円の差は大きかったので迷いはありませんでした。
はじめてのリフォームで戸惑うことが多かったものの、会社によってこれほどの違いが出るというのがわかり勉強になりました。
トイレのリフォームについては先に記事を書きました。
狭いトイレのリフォーム実例・使う人も掃除する人もラクに【何を優先するか】

狭いキッチンのリフォーム、最後まで迷ったこと
狭いけれど前のキッチンもキッチンカウンターも気に入っていました。断捨離で何も置かないキッチンカウンターを保てるようになってからは、お花を飾る気持ちも取り戻せました。
壁付けにするとキッチンが丸見えになるから、はじめは、なんとか対面式のキッチンを維持できないかとリフォーム会社と相談を重ねていました。システムキッチンを小さいサイズのものにして吊戸棚だけ取るなど。
でも、それだと見通しがよくなるだけで、「動きやすいLDKに」という目標には届きません。
そこで、やはり対面式のキッチンは潰すことにしました。
対面キッチンから、L字の壁付けのキッチンへ

(ビフォー。キッチンカウンターを挟んだダイニング)

(アフター)
壁付けのキッチンは20年ぶりです。
賃貸にいた頃は、子ども達が後ろで何をしているかわからず、よく振り向きました。でも、今はそういう心配はありません。
義母は私が食事を作っているとき、いつもこのダイニングテーブルにいて何かしらお喋りをしているからです。
同居がきっかけのリフォームではあるけれど、断捨離で物を減らしていなければ、しなかったかもしれません。
それほどこのLDKは物で溢れていました。
予算も決めるまでの時間も少なかったですが、暮らしやすくなりました。この状態を保てるようにしたいです。