この記事は本日2本目です。よかったら、1本目の記事もご覧下さい。
「断捨離の効果、さらに実感。あきらめなくて良かった」人形供養(雛人形)
娘の雛人形を人形供養に出しました。娘は来月の挙式を前に入籍し、先月末この家を出ました。新しい名前になって、夫婦二人、幸せに暮らしています。

人形供養については昨年もこのブログで書きました。その記事に今の私の思いと未公開の画像も加え、具体的にどのように人形供養をしてもらったかを、連載中の『毎日が発見ネット』のコラムで書きました。
本日のブログではそのコラムに書ききれなかったことを書きます。それもあわせて読んで下さると嬉しいです。
『毎日が発見ネット』のコラムはこちらです。ぜひご覧ください。
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「いつまで置いておきますか?人形供養、わが家の場合/原田さよ」人形供養、最後まで迷ったのは娘ではなく私
年を重ねるにつれ、雛人形だけでなく、保管しているいろいろなお人形の管理が負担になってきました。
人形供養という方法があるのは知っていても、思い入れがあって、なかなかはじめの一歩が出せなかったのです。
雛人形の今後については、娘とも夫とも相談してきました。娘はもう充分に思うから供養に出そうと言っていましたし、夫は娘と私が納得しているのならそれでいいと言っていましたが、私は最後まで迷いました。
人形供養に出すのを迷った理由と、決めたあとのこと
娘も夫も納得しているのに、私が人形供養に出すのを迷った理由は2つあります。
ひとつは、無理をして買ってくれたであろう両親に申し訳ないと思っていたこと。
もうひとつは、亡くなった息子がこの雛人形をとても好きで、バラバラに壊れるぐらいよく遊んでいたのを忘れられないこと。

人形供養に出すのは結婚式が済んでからでもとか、壊れている部分は修理に出して私が飾れるうちはとか、いろいろ考えてきました。
でも、今を逃すとまたずっと手放すチャンスが来ないと思いました。今はこれで良かったと思っています。
あらためて、雛人形に感謝する気持ちで胸がいっぱいになっています。
人形供養に限らず、人形の扱い(とくに雛人形や五月人形)については、人それぞれ考え方が違うと思います。
私の経験や考え方の変化をそのまま書くことで、人形供養について迷っている人の参考になればと思っています。
わが家の雛人形のもうひとつの役目
わが家の雛人形には、娘を見守る以外にもうひとつ役目がありました。重い自閉症の息子の遊び相手です。

雛人形は隠すように、このロフトと屋根裏に収納していました(過去記事の画像です)。あまりにも息子が雛人形で遊んで、壊してしまうからです。
隠しても隠しても、息子は雛人形とそのセットを追い求めて見つけます。
そして見つけると、ロフトの端に並べてはいつまでも眺め、嬉しそうにしていました。ロフトの上から、桃の花や五人囃子の太鼓を投げたりすることも。
娘も幼い頃は怒っていました。
どれだけ言い聞かせてみても、息子にはどうしてもこの雛人形で遊ぶことがやめられず、どんどん壊してしまったからです。
でも娘は、だんだんとそんな兄を理解し、許すようになりました。
雛人形は、そんな娘の成長もきっと見守ってくれていたと思います。
結婚が決まったこのタイミングで供養に出せたことを、私は心から喜んでいます。そして、これからも娘の幸せを願い続けます。
毎日が発見ネットのコラムはこちら。
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3/29新刊発売。みなさまのおかげです。ありがとうございます。片付けが苦手でも年齢を重ねていても、身軽な暮らしに変えていける、未来は明るい!という思いを込めて書きました。