今日は、捨ててみたら片付けがはかどった「使い方」へのこだわりについて書きます。

使い方に拘らずに減らしていく
2つの目標と片付けの効果
私が、キッチンや洗面所にストックをためてしまっていた1番の原因は、
断捨離がうまくいかないとき、まず身につけておくとラクになる習慣|片付け上手への道(1)で書いたような”買い物を含めた家への物の入れ方”にありました。
もうひとつの原因は、ためこんでしまった物への使い方のこだわりです。
私がこだわっていたのは、”
使い切ってから捨てないといけない”ということと、”
書いてあるとおりの使い方をしないといけない”というもの。
この2つのこだわりを捨てたことで、ためこんでしまっていた食材や日用品を減らしていくことができました。
必要な物、使っている物だけがある状態になってきたら、次の買い物の失敗が減っただけでなく、ほんとうに欲しい物になら迷いなくお金を使えるようにもなってきました。
片付けてリセットするために
最後まできちんと使いなさいということは、幼い頃から言われ続けていたので、簡単には切り替えられませんでした。
でも、使わないままの物といま使っている物とがごちゃ混ぜになっている状態は、もう終わりにしたい。
どこかで
リセットしないと、洗面台も食品庫も冷蔵庫もなかなか片付いていかない。
こう考えて、いま使っている物だけが入った、わかりやすい無駄のない収納を作りたいという気持ちを優先しました。
使い方と捨て方を変えてみる

”使い方にこだわらない”というのは、たとえば、シャンプーで使わなくなっているものがあったら、洗剤としてお風呂洗いに使ってみたり洗濯洗剤として使ったりという具合です。
”使い切ることにこだわらない”というのは、もしまだ中身が残っていたとしても、
あまりにも古いものや、今使っていないものなら残っているぶんを捨ててからパッケージも捨てるということです。
私は、10年以上前の試供品なども、呆れるぐらいたくさん保管していました。
そのまま捨てると配水管が詰まって困ると思い、水で薄めて捨てたものもあります。
こうして少しずつ使い方や減らし方を変えてきたら、お風呂の中に置いておくものも決まり、スッキリしてきました。
”モノを少なく、シンプルに暮らしたい”人がしている工夫が参考になります。私も参加しています。
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モノを少なく、シンプルに暮らしたい
「もったいない」という気持ちを整える
使い切らずに捨てる作業をしていたときは、やはり、もったいないことをしていると心苦しかったです。
買い物の仕方や物の管理の仕方が下手だからこうなったと、後悔もしました。
でも、いつ買ったか覚えていない物で髪や身体を洗うことはもうない、そもそもそういう古い物を使っても大丈夫なのか?と、自分に言い聞かせながら作業しました。
「もったいない」と思う理由を、もういちど確認することも大事でした。
何がどうもったいないのか。物そのもの?支払ったお金?買おうと決めたときの自分の気持ち?
このように考えてみたら、だんだんと、過去や今の自分に対する後ろめたさも減ってきました。
それまでの習慣や考え方を変えるためには、気力も体力も使います。長く生きていればそのぶん、当たり前に自分に刷り込んでいますから。
でも、変えた先には、身軽になった自分が必ずいます。
使い切ってから捨てるということにこだわり過ぎない。私と同じように、片付けが苦手で迷ってこられた人におすすめしたいです。
私も、モノやコトへのこだわりを、これからも少しずつ手放していきます。
ブログ村のテーマでは片付けや断捨離に役立つ記事が読めます。こちらも参考にどうぞ。
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