みなさんはクローゼットにあるその服を、いつ買ったか覚えておられますか?
私はこのたびの服の断捨離で、「これ、いつの時代の服なの?」「最後に着たのはいつだっけ」と思うものがたくさんありました。そうは思っても、すぐには処分できませんでした。
今日は、「いつの時代の服?」と思えたときが断捨離のチャンスだということについて書きます。
私の洋服は現在、コートやフォーマルを含め50枚程度になっています。
参照記事:
服の断捨離のはじめ方【実践編その2】着ないのに捨てられない服はどうする? (2回目の断捨離の時に捨てた冬服です。コート類、ダウンベスト数枚など)。
大切な服だけを残すための断捨離
一枚一枚は、そのとき、たしかに欲しくて買ったはずです。ただ、忘れてしまっただけということなのかもしれません。
でも、買ったときを覚えている「いま活用できている服」より、いつ買ったか覚えていないくらい古い服の方が多いクローゼットには、いいことは1つもありませんでした。
使い勝手や見た目の悪さだけでなく、
手入れの大変さも増してしまうからです。
私は、服の断捨離をはじめるまで、着ることもないのに防虫防カビの対策をするためだけに、それらの古い服を出したり入れたりして保管し続けました。
この手間が、年々、面倒だと思うようになってきました。
たとえ着ない服でも、本当に大切で残しておきたい服というのは、「いつ買ったか」「どのような場面での買い物だったか」を覚えているものだと私は思います。
そういう、「着ることがなくても大切だから残しておきたい服」をゆったりと収めるためにも、
クローゼットの収納は7~8割を目指したいです。
そのためには、ただ手入れだけをして保管している古い服を手放す必要がありました。
目的が定まったから、今まで捨てられなかった服も処分できるようになってきたのだと思います。
強く、片付けたいと思った本当の理由
「いい加減、片付けねば」と意を決した4年前、真っ先に思ったのは、もう家の中でイライラしたくないということでした。
イライラのきっかけは物さがしということが多かったですが、その奥には「片付いていないせいで、時間もお金もすごく損をしているのではないか」という焦りがいつもありました。
イライラしたり焦ったり不安に思ったりする気持ちこそ、手放したかったです。
別ブログではこんな記事も書いています→
どうする?50代のファッションの落としどころ。 
生きたクローゼットを作る
服を減らしたあとの私のクローゼットは、素敵なハンガーにお洒落な服がかかっているような美しいクローゼットからは程遠いです。
でも、数が減ったことで手入れもラクになり、欲しい服のある位置もすぐわかるようになったため、ストレスを感じなくなりました。生きたクローゼットに近づきつつあるかなと思っています。

*ワールドの衣料品引き取りサービス【エコロモキャンペーン】については、こちらの記事で紹介しています。来月は百貨店でも開催されるところが増えます(ワールド製品以外の服も引き取ってくれます)。
↓
家族で服を大量に断捨離【エコロモ】衣料品引き取りサービスを利用しました。
2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。