連休中、それまで捨てられなかったものを捨てました。
捨てたものは2つあります。ひとつはモノ、もうひとつは迷いです。これらを手放したことで、だいぶラクになりました。
~本日の目次~
・気になっていた部屋の片付け
・迷いの捨て方
・これからの片付け=やるか、やらないか
捨てられなかったけれど捨てたものについては、先日、ベッドを捨てた時のことも書きました。
その記事はこちらです。
気になっていた部屋の片付け
連休中に片付けたのは、亡くなった息子の部屋です。
息子の部屋は、いったん片付けて区切りをつけたものの、それ以来、タンスの中や机の中のものをそのままにしていることがずっと気になっていました。
天気の良い日は窓と引き出しの両方を全開にして風を通すようにしていますが、中味はかなり湿気を帯びていると感じていたからです。
気にはなっていたけれど、なかなか次の一歩が出せませんでした。手をつければ身体も気持ちもしんどくなるのがわかっていたからです。
今回は自分ひとりでせず、娘に手伝ってもらいながら片付けました。タンスや引き出しから出して陰干しし、それらを入れていた箱などは捨てることにしてまとめ、掃除もし直しました。
家族で撮った写真だけをまとめた箱も開け、いれていた額から出し、娘と一緒に整理しました。そのとき、大きくて重たい額や手作りしたフレームは、もう捨てようと決めました。中味だけあればいいと思えたからです。
一人で片付けなかった理由はこちらの記事に書いています→
『住まいのダイエット』を見て、息子の遺品整理について考えたこと今もまだ出したモノの半分ほどしか収納できていない状態なのですが、気持ちは一段落しています。やってよかったです。
娘:「もうこれはいいんじゃない?」
私:「いや、ごめん、それはまだ無理」。
私:「でもこっちはもう捨てるよ。関係ないモノだし」。
娘:「紐でくくっておくね。あんまり無理しないように」。
私:「大丈夫大丈夫、納得してるから」。
成人した子供との関係、その部屋の片付け。うちの場合はまた別かもしれませんが、親の悩みや関心事には共通点が多いと感じます。
”20歳以上の子どもを持つ親のつぶやき”というテーマもあります。
ブログ村テーマ
20歳以上の子どもを持つ親のつぶやき迷いの捨て方
片付けてきていちばん嫌だったのは、ウダウダと迷っている自分や、
考えるだけでなにも出来ていない時間でした。
それでも、「今だ」と思えるときまで待ちながら片付けてきました。時間はかかっても、焦って片付けると失敗すると思っていたからです。
それが最近は少し変わってきました。
人生後半、あとどのくらい
気力と体力をコントロールしながら片付けていけるかと、しみじみ考えるようになってきたのです。
あまりに「時」を待ちすぎていると、時間が足りなくなるかもしれないと思うようにもなりました。
良くないのは、片付けを”やめてしまうこと”。
だから、焦らず続けているだけでもじゅうぶんだと思っています。ただこれからは、もう少し速度をあげ、その時いちばん気になっているところを、恐れずに片付けていきます。
失敗を恐れずに片付けていけば、だんだんと片付けのスキルも上がり、今ほど迷わなくなると思うからです。
”50代からの片付け・収納・家事”というテーマを作りました。記事が集まってきましたので、こちらも参考にどうぞ。
ブログ村テーマ
50代からの片付け・収納・家事 
これからの片付け=やるか、やらないか
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私は、ちょうど50歳で大片付けをはじめました。4年経った今も、「なんで使えないモノまでこんなに保管していたんだろう」とがっかりすることがあります。
何年経っても手放せずにいるモノを目の前にして、自分の往生際の悪さや、口だけ立派なことを言っているカッコ悪さに、ほとほと呆れることも。
でも、そういう思いこそ捨てていこうと思います。
「やるか、やらないか」だけ決めて、もし、どうしてもやりたくないなら、別のことをします。
その方が何もせず悶々としているよりいいし、片付けのやる気を充電できる時間にもあてられると思うからです。
ブログ村テーマでは断捨離や片付けのヒントになる記事がたくさん読めます。こちらも参考にどうぞ。
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3/29書籍発売。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。