今日は、ベッドを解体して処分したときに感じた「大きな家具の断捨離は一日でも若いうちにしておこう」と思ったことについて書きます。
~本日の目次~
・50歳で片付けはじめた理由
・ベッドの断捨離をしようと思った理由
・大きな家具を処分するときの4つのコツ
・断捨離のあと余ってくる家具も処分していくために
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50歳で片付けはじめた理由
私が「このままではまずい」と意を決して片付けはじめたのは、ちょうど50歳のときでした。
人によって体力もおかれている状況も違うので、60代になってからでも出来る人は大勢いらっしゃると思いますし、40代からはじめられればなお良いと思っています。
私の場合は50歳をひとつの節目だと感じたことも大きかったのですが、探し物で生活に支障を来すことが増えてきたのが一番の理由でした。
体力面や持病のことで不安になってきたり、子どもが娘一人になったことなども片付けの動機になりました(50歳のときに息子を亡くしています)。
4年経った今も、私には課題がたくさん残っています。けれど、片付けてきて良かったと思えることが増えてきました。
”50代からの片付け・収納・家事”というテーマを作りましたので、こちらも参考にどうぞ。
ブログ村テーマ
50代からの片付け・収納・家事 ベッドの断捨離をしようと思った理由
賃貸からこの家に越してきたときに買ったベッドのうち、使わなくなっていた1台を解体して捨てました。
私が仏間に布団を敷いて寝るようになってから、もう何年も経っていました。夫も娘も捨てることに対して賛成し、手伝うと言ってくれていました。にもかかわらず、ベッドをなかなか捨てられなかったのは、押入れやクローゼットの中を片付けるよりずっと大変だと思っていたからです。
ベッドは、フレームもマットレスも解体して細かくまとめなければ、私の住む自治体では
有料でも引き取ってくれません。
有料でも引き取ってくれる家具屋さんも近所にはありません。
そうなると業者に頼むことになり、金額面だけでなく、良い会社を探すのだけで億劫になってしまうのです。
でもそれより大きな理由もありました。「戸建てに越したらベッドで眠りたかった」という引っ越し当時の思いや、「少々無理をして高価なものを買った」という思いがあったからです。
つまり、「もったいない」と思っていたから。思いも払ったお金も。無用のものを置いておくほうがよほどもったいないのに。
私は、ベッドそのものより、自分の過去の気持ちに執着していたのでした。
それでも思い切ったのは、
この先、大きな物の処分をするとき最後までやり切れるかどうか自信がないという気持ちが先に立つようになったからです。
体力よりも気力が折れてしまうときもあるかもしれず、そうなると、きっと私自身が「なぜ、処分しようと思ったときにしておかなかったのだろう」と後悔すると思いました。
捨てることが出来た今はスッキリしています。

大きな家具を処分するときの4つのコツ
家具を処分するときに心掛けてきたことは4つあります。
●一人でするなら、その日の家事は最低限ですむように準備しておく。
●家族に応援を頼むなら、いちばん忙しい人のスケジュールに合わせる。
●解体→まとめる→捨てに行く、という作業を一気に済ませようと頑張り過ぎない。
●スッキリしたことを報告したり、家族で確認しあったりして、次の大物の片付けへ繋げる。
断捨離のあと余ってくる家具も処分していくために
断捨離を続けていれば、この先も、家具を含めた「容れ物」が不要になってくると思います。
その時のために、
片付けで疲れた記憶を残さないようにしておくことを優先してきました。体力と気持ちの両方です。
一度でも片付けに悪いイメージを持ってしまうと、ただでさえ片付けが苦手な私は、ますます嫌になってしまうからです。
一人でできない片付けも増えてきましたので、家族の都合を聞いて応援を頼んだり、人様(プロを含めた)の力を借りたりもしています。
関連記事
→見栄と罪悪感を捨てたら片づいた。片づけの助っ人を呼んだときの話。
お金をかけてまでモノを処分していることに罪悪感を感じたこともありましたが、ちょびちょびと片付け用の貯金をしたりしながら、気持ちを切り替えてきました。
目の前がスッキリしてくると、それまでモヤモヤしていたことも吹っ切れるようになります。
それぞれ状況は違うと思いますが、もし大きな家具を処分しようと考えておられるなら、こんなことも意識してみてほしいです。
ブログ村テーマ捨てても、大丈夫だったもの。 50代を考え暮らす