先日から衣類の断捨離を再開しています。
思い出の服を綺麗にしまっておく場所を作りたいのと、この冬着なかった物や譲れそうな未使用品を処分しようと思ったからです。
去年出来なかったことも、今なら出来る。
処分 = 捨てるだけじゃないとわかってきたことや、持ち方の基準が定まりつつあるからだと思っています。

働き者で綺麗好きな義母は、片づけでも潔いです。「お祝い返しで頂いたんだけど」などとひと言添えて、上質の物をわが家へ回してくれます。
それは美味しいものだったり、肌触りの良い物だったりします。
今週初め、また持ってきてくれました。
義母を潔いと思えるようになったのは、断捨離を始めてから。別居して経済的に苦しくなった後も、素直に喜べませんでした。
感謝より先に「別のことで(物で)返さなければいけない」と考えてしまう私だったからです。
今は心から有難いと思うようになりました。急いでお返ししなきゃ・・・と考えることもありません。
出来る時に出来る形ですればいい。忘れずにいればいいと、思えるようになりました。
疑ったり防御したりすることからしか始められなかった人との関わり方は、大きく変わってきました。
見栄を張ったり比べたりするのも減りました。
それがあるからやってこれた部分も大きいけど、やっぱり苦しい。苦しいのは、もう出来るだけ避けたいです。
忙しいから部屋が汚れるんじゃない。汚したから汚れてるんです。
嫌うから嫌われるし、嫌だと思うからますます嫌なことを招いている。
どんな状況にいても、出来る人には出来ている。こんなことさえわかっていませんでした。
片づけに心の問題を絡めて考えるのは、今も苦手です。でも実感せずにはいられません。
それほど片づけの効果は大きく、じわじわといつまでも効き続けています。
整うし安上がりだし、いいことだらけです。
2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。