先日ニュースで紹介されていた本。
ストリートスナップブックですが、若い女性に人気だそうです。
OVER60 Street Snap [ MASA&MARI ]ファッションはもちろん均整のとれた身体はまるでモデルさんのよう。

私達50代以上と若い年代の人とでは、全く違う感想を抱くだろうと思います。
でも、写真に添えられた彼女たちのメッセージに心揺さぶられない人はいないはず。
言葉はどれも自信に満ちていて、経験を丸ごと自分の物にしておられる印象を受けました。
誰のデザインか、何処でどう着るのか、そういうことではなく。
いくつか拾ってみました。
どれも片付けに通じると思うのですが、いかがですか?
「なにごともプロセスを億劫がらないこと。先を急ぐより、プロセスを充実させる方が大事だと思うわ。」
・・・勝田光代さん(67歳)
「人がどう思おうが、自分が着てみて”アリ”かどうか。それが私の判断基準よ。でも、相手に不快感を与えてはいけないわね。それが私のルール。」
…緑さん(61歳)
「ファッションは気持ちの表れ。どうでもいいやって思ったら、本当にどうでもよくなるのよね。生き方と同じなの。」
・・・滝内裕子さん(66歳)
私が特に好きなのは、72歳の宮原さん(P.92~)
シンプルな組み合わせに小物や靴で変化をつけていく。
洗練された着こなしはもちろんのこと、それを力まずに見せておられるところがとてもカッコいいんです。
春が来る前にクローゼットをしっかり整理しよう。そう思わせてもらえた一冊です。
よかったら手に取ってみて下さい。