「捨てる」という言葉に拒否反応が出ていたころ
捨て上手なほうが片づけがはかどるのは、物理的に考えても納得できること。ですが私は、さまざまな理由をつけては逃げてきました。
モノよりもまず”捨てられない理由の種類”がたくさんありすぎて、それを頭の中で整理できなかったからです。
今日は、そんな私が
「出して・減らして・戻す」を繰り返してみたら、片づけのハードルが下がっていたということについて書きます。
「捨てる」という言葉にはじめのうちは拒否反応が出ていましたので、まずは「
選んで、分けて、減らす!」と自分に言い聞かせながら作業してきました。
片づけのハードルを下げる捨て方
「出して・減らして・戻す」次に、少しでもラクに片づけようと思って決めたのが、
捨てながら上手な収納を目指さないということでした。まず、減らすことだけに意識を集中させました。
①場所を決めて中のモノを出す。
↓
②捨てることができそうなものを選ぶ。捨てないものと区別する。
↓
②残ったモノを戻す。このとき、上手く収納しようと考えない。収納グッズを先に買ったりもしない。

上の画像は3年前の様子です。①から③のステップで片づけようと決め、キッチンの左半分・腰から下の場所だけモノをいっせいに出しました。
そして、捨てられそうなものとそうでないモノとを
区別し、残ったモノを
そのままあった場所へ戻しました。
それから次のことを考えてきました。

たとえばシンク下の片づけのとき、まずは出してみて不要なものだけ捨て、残りをそのまま戻しました。
このとき「上手く収納しよう」とか「収納グッズを新たに買おう」としないよう心掛けました。

もともと使っていた100均の収納グッズや、家にある紙袋などを利用しながら収納実験のようなことをして、扱いにくいと感じてきたタイミングで変えてきました。

たとえば、大きい紙袋に紙袋のストックを収納する方法だとぶにゃぶにゃして戻しにくいと感じるようになってから、100円ショップへいってもうひとつストッカーBOXを買いました。
(わが家の紙袋は、断捨離を経て、このストッカーボックスに入っているだけになりました)
このように時間はかかりますが、トータルでは無駄が少なくて済んだのではないかと思っています。
現在は紙袋はほとんど使わなくなったので、ストッカーボックスごと床下収納へ移動させています。

書籍
「今日からだれでも、片づけ上手。 モノ、迷い、重たい気持ちとサヨウナラ」
の中では、こんなページを設けました。

「出して・減らして・戻す」のハードルも下げる
はじめの3年前の画像。③の「残ったモノをもとに戻す」まで午前中いっぱいかかりました。疲れて途中で休んだりしたため、効率はあまりよくなかったです。
そこで次からは、シンク下の引き出しひとつとか、一段分だけと決めて片づけることも混ぜていきました。
元気があるときは多めに片づけるし、そうでない時でも片づけたい気持ちがある場合は、小さな場所一つを片づけるというやり方でいいと思うのです。
使いやすい場所にある引き出し一つでもスッキリさせることができると、そのあとの片づけの励みになるからです。
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