片づいた状態をキープするために
せっかく片づいてきたのに、家族が元の位置へ戻してくれないとか、すでに家にあるのに同じものを買ってきたということがありませんか?わが家はありました。
私ははじめのうち、それをなじったり、自分の片づけ方が間違っているのだとがっかりしてばかり。
ですが、声かけの仕方で変わるとわかってきました。
今日は、片づけやすくするために家族に伝えたり聞いたりしていることについて、
洗面台の片づけをした時を例に書きます。
~目次~
・家族共有で使う場所の片づけ
・失敗した、洗面台の片づけ
・まとめ。失敗しない片づけのために

家族共有で使う場所の片づけ
私が家族共有で使うものの
収納場所を変える時や、
ストック品を買って来たときは、そのつど家族に報告する。
これはストックが無駄に増えてしまうのを防ぐのに、効果がありました。
それでも上手くいかないときというのは、下にまとめたようなことの確認がうまく出来ていない場合でした。
●何を捨てても(減らしても)大丈夫そうか
●どこに収納すれば上手くいきそうか
●そのあと困らなかったか
失敗した、洗面台の片づけ
わが家は洗面所を片づけたとき、確認が足りず失敗しました。私一人だけが使いやすいように片づけても、家族にとってはそうでない部分が残っていたのです。
どの位置に歯磨きを置くかということひとつとっても、私と夫・娘では希望する場所が違いました。
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→捨てすぎてわかった収納のゴール。洗面所が使いやすくなりました。家族には不評だった洗面台がこの下の画像です。片づけて満足したのは私だけでした。
↓

使いやすくなってきた今の洗面台が下の画像です。
文字を見て覚えるタイプの夫や娘と、
形や位置で覚えるタイプの私との両方が使いやすいようにやってみました。また、種類では分けず、
使う頻度と
人別でどの段に置くかを決めました。
↓

ストック品では、夫は歯磨き粉や髭剃り用のムースが早めに用意されているほうがいい人。娘はハンドソープとクレンジング剤以外、あまり気にしない人。私は、どれでも1種類にストックは1つまでで十分と考えています。
このように、ストックに関しても考えはバラバラでした。
下の画像、洗面台下の収納部分は、断捨離前はモノで一杯でした。
こちらは家族それぞれの様子を見ながら減らしてきたら、収納するモノがこれくらいの量でちょうどいいとわかり、管理が格段にラクになりました。
家族に必要なストックの量が決まってからは、カゴにまとめて入れているだけです。

このように、洗面台に収納するものひとつとっても、家族の間で考え方はさまざまでした。片づけを意識する前は、こんなこと確認したことがありませんでした。
洗面所では、
よく使う人・ゆっくり時間の取れない人に合わせた収納が大事だということも、だんだんわかってきました。
まとめ。失敗しない片づけのために
どう暮らしたいかをまず最初に考える。
↓
次に、そのために減らせそうなモノを選ぶ。
↓
”
すぐ取れてサッと戻せる収納”のことを考える。
↓
モノ減らし・収納がうまくいってはじめて、掃除もラクになってくる。
<相談>
何を捨てても(減らしても)大丈夫そうか、どこに収納すれば上手くいきそうか、相談する。
<確認>
捨てた(減らした)あと困らなかったか、収納位置を変えたあと困らなかったか、確認する。
洗面所だけでなく、リビング、玄関、キッチンなど、共有で使う場所の片づけ。家族間でギクシャクしていると思ったら、またこんなことも順に試していきます。