先月から、服の断捨離(減らしつつ、これ以上増やさない)について、どのような順番で行うのがラクだったかをいくつかに分けて書いてきました。今日はその5本目です。
関連記事の4本目
⇒ 服の断捨離のはじめ方【実践編その2】着ないのに捨てられない服はどうする?
関連記事の2本目
⇒ 服の断捨離のはじめ方【準備編】クローゼットを開ける前にしておくこと整理収納の基本はいつも同じです。
ただ、そのものの量がとても多い場合は、事前に心づもりをしておくことが大切になってきます。

服の断捨離。増えないようにする工夫6つ
私がしていた、服を増やさないための工夫を並べてみました。
①片づけているときに、「捨てる服の画像」を撮っておく
②古着の回収日前には必ずクローゼットをあけ、さらに手離せる服はないかと見てみる
③シーズン終わりに、そのシーズンに着なかった服を確認しておく
④服を1枚買うときは、先に1枚手放すルールを守る
⑤服を1枚買うときは、「似たようなものがなかったか」もういちど確認してからにする
⑥服を1枚買うときは、お店でもういちど自分に問う。「何処で着るための服?」「誰と会うときの服?」「それを着る機会はどのくらいありそう?」
たとえば①の場合、これから捨てようとする服(譲る・売るも)を撮影する目的は、「買うときは楽しいけれど、捨てるときはこうだったよ」と自分に思い出させることでした。
めんどくさがりなので、形式はバラバラでもOKとし、画像を残すということを優先してきました。
それらの画像を「捨てたものリスト」というフォルダーに集めておき、ときどき眺めます。こうしておくと、服の片づけで苦労したことを思い出すし、どんなタイプの服を買う傾向が自分にあるかも、ざっくりとわかるようになりました。
そして、買いたいときも一呼吸おくようになりました。
同じような色とかたち・素材の服を、こんなにも買っていたのだと気づくことが多かったからです。
②③⑤のように今ある服を確認していたのには、減らすことだけでなく、自分が服を減らしながら片づけている最中だということを忘れないようにする意味もありました。

同世代の人のファッションの傾向や、服の断捨離の考え方を知るのも、私には効果がありました。
「50代からのファッション」というテーマをブログ村で作りました。たくさんの記事をトラックバックしてもらっていますので、皆さんも参考になさって下さい。
ブログ村テーマ
50代からのファッション
捨てることより、服が増えないようにすることの方が難しいと感じた理由
服を減らしはじめたころは300枚以上ありました。
よほど傷まない限り服を捨てるという発想自体をもちませんでしたので、結婚前から持っていた今は着ることのない服も捨てられないままでした。
3年かかって減らし、現在はコートやフォーマル、家事服などもふくめ、50枚ほどになりました。
60枚~50枚ほどになってからの約1年は、フォーマルをのぞけば
どの服も1年のうち1度は着ている状態に近づいてきました。それがわかったときは嬉しかったです。
クローゼットにあるすべての服が活用されている状態にすることが、片づけの最初の目標でしたから。
ただ、それと並行してはじめた「服を増やさないように気をつける」ということは難しかったです。
流行を追いたいからというものではなく、
服を買ってストレスを発散するという若い頃からの癖が、なかなか抜けなかったから。
でも、服を減らすことが想像以上にしんどいとわかってからは、意識して「減らした分よりも増やさない」ように。
今は、ストレス発散の方法を、モノではなくコトで出来ないかといろいろ試している最中です。
ストレスをためないでいられるような自分になるのが理想ですが、私にはまだまだ。
けれど、服が減って衣替えの必要もなくなり、着ない服の手入れまでしていた状態から解放されたことは嬉しいです。とてもラクになりました。
ブログ村テーマ捨てても、大丈夫だったもの。 40代からの似合う服と小物の選び方大人が着る無印とユニクロの服
2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。