今日は、片づけのサービスをはじめて利用したときの話を書きます。
片づけサービスを使ってみようと考えている人も、そうでない人も、片づけで行き詰ったときの私の思考と行動を追っていただくことで、何かのヒントにしてもらえるのではないかと思っています。
結論から言いますと、主婦の私にとっては費用面でも散らかった家を見せるという面でもハードルが高かったけれど、良い投資になったと喜んでいます。1回だけの利用でしたが、値打ちがありました。
お金についての価値観は人それぞれだし、強くすすめることはしません。
でも、私のように持病がある人や50代以上で体力が落ちてきている人、子供さんがまだ小さくて思うように自分の時間を取れない人、ワーキングウーマン(マザー)でそもそも時間が足りない人などは、このような外部の力を利用することで片づけに弾みがつくと思います。
この記事は、次の2つの記事のあいだに挟む予定で書いていたもので、2014年から2015年にかけての内容です。
見栄と罪悪感を捨てたら片づいた。片づけの助っ人を呼んだときの話。片づけたいけど片づけられない。気力も体力も出せないときの片づけ方。・自分に合っている片づけ方を教わりたい!
・まずは、整理収納アドバイザーさんに会いに行った
・片づけのレクチャーをうけ、実際に私が作ってきた収納
・片づけ方を教わった効果は別のところにも
・目には見えなくても、暮らしを変えるきっかけになるコトにお金を使いたい
自分に合っている片づけ方を教わりたい!
片づけ本の収納方法を真似ても上手くいかない。どうすれば散らからない部屋にできるのかも検討がつかない。
だったら直接指導してもらう方が早いし効果があるんじゃないの?
悶々とし続けるこの時間こそもったいないのでは?こんなことを考え、片づけのプロのサービス(片づけ・掃除代行ではなく、片づけ方を教わりながら一緒に片づける)を、2014年のはじめに1回利用しました。
まずは、整理収納アドバイザーさんに会いに行った
片づけサービスを利用するかどうかを決める前に、まず整理収納アドバイザーさん(以下、先生と書きます)に片づけの個人相談をしました。
このとき、「この先生に家に来てもらって
私に合った片づけ方を具体的に教わりたい」という意志が固まりました。
質問事項を持参したところ、的確かつ優しいアドバイスをたくさんもらうことができ、気持ちがスーッと開放されていくのを感じたからです。
先生にはじめてお会いしたのは、2013年の暮れに参加した片づけセミナーです⇒ 旧ブログの記事
片づけのレクチャーをうけ、実際に私が作ってきた収納
事前の打合せ、当日のレクチャー&作業、片づけ前後での写真撮影、その日の様子とこの先の片づけ方に対するアドバイスをまとめたレポートをもらうまでが、サービスの内容でした。
当日はレクチャーの方に時間をたくさん取ってもらいました。お聞きしたいことが山ほどあったからです。
たとえば、こんな流れです。
キッチンの中に先生が立ち、「ゴールデンゾーン」はどこで、「動線」はこうなる、「さよさんの場合は」などと、身振り手振りで教えてくれる。
↓
そのあと私がおなじ位置に立って先生の動きを真似てみると、吊戸棚や引き出しのなかの何が邪魔で何が足りないかが、自分でもわかる!
↓
収納方法としては、私に合わせ、ぱっと見てすぐ中に何があるかわかる「見えている収納」のつくり方を教えてくださいました。
ここに貼った画像は、先生から教わったことを思い出しながら変えてきた、キッチン収納の一部です。




片づけ方を教わった効果は別のところにも
私はその日、それまで読んできた片づけ本にあるような整然とした美しい収納が自分には向かないことを教わりました。
でも、理想と現実が違うからといって嫌な気持ちにはなりませんでした。
私にも出来る片づけ方を学んだことで、片づけに抱いていた苦手意識が減り、自分は自分のやり方でいいという基本に戻れた気がしたからです。
目には見えなくても、暮らしを変えるきかっけになるコトにお金を使いたい
片づけられないことで失ってきたお金は、いったいどのくらいあったでしょうか。
おびただしい数のモノを処分しはじめたときに思ったのは、「これから先は、目には見えなくても、暮らしを変えるきっかけになることにお金を使っていきたい」ということでした。
具体的には、好きな
モノを買うのに使っていた自分のお小遣いを、片づけを含めた好きな
コトをするために回しています。
自分の気持ちとどこでどう折り合いをつけるかも、片づけているうちにわかってきたように思います。