「片づけたいけど、片づけられない。片づけられないけど、片づけたい」。こんなジレンマに陥ったことはありませんか?私はあります。
今日は、断捨離をはじめてすぐの頃に、「失敗した・・・」と後悔した片づけ方と、その後どのように気持ちを立て直してきたかについて書きます。
・片づけを急いでいたころの気持ち
・なぜ、片づける前から気持ちが折れたのか?その後どうしたか
・やる気を失わないために
片づけを急いでいたころの気持ち

きちんと断捨離をする!と意気込んで片づけはじめたのは2014年の今ごろでした。
旧ブログでは、息子の一周忌を家でする事が決まったと報告しました。
最初は押入れや物置など、ずっと気になっていた場所を中心にどんどん片づけていました。
当時の私は片づけ本や片づけのプロのサイトを頻繁に読んでいて、上手な人のやり方に心酔し。良いと思うことは何でも真似てみました。
でも、長続きしませんでした。
服から、と書いてあれば服から整理するものの途中で飽きる。
引き出し一つから、とあれば片づけてみるものの物足りない。
だんだん脱線して大物の片づけばかりをするようになりました。急がないと、永遠に片づかないような気がしたのです。
はじめは嬉しかったです。大きな物を捨てれば、それだけスッキリ感も大きいですから。
ところがそのうち、取りかかる前から気持ちが先に折れてしまうことが増えました。やらなきゃ・・・とは思うものの一歩目が出せなくなりました。
なぜ、片づける前から気持ちが折れたか?その後どうしたか
片づける前から気持ちが折れるようになったのは、「ここを片づけたら、また明日もしんどさが取れず家事がはかどらなくなるかもしれない」と尻込みするようになったからです。
せっかちな私は、自分の体力もかえりみず頑張り過ぎていたようで、早めに寝てもひと晩では疲れが取れなくなっていました。
こういうことが続くようになってやっと、「サッサと片づけてしまいたい」という気持ちを手放すことができ、無理せず分けて片づけるようになりました。

上の画像は食器棚を片づけたときの様子です。ガラス扉に入っている分だけを出し、残す残さないを決めました。
一度では判断できないものもありましたが、保留箱と名付けて入れ、しばらく考える時間を持つことにしました。
食器の片づけ2回めの記事はこちらです
⇒「食器の断捨離でとてもスッキリ◆キッチンの片づけに弾みがつきました」 2014.11最後まで終えられなくてもいいのです。次の片づけにつなげることさえできれば。
たとえ効率が悪くても、どこかを片づけてさえいればいいとハードルを下げることも大事だと思います。
やる気を失わないために
こんな片づけ方だと部屋をスッキリさせるスピードが遅くなるかな?と思いましたが、そうでもありませんでした。
大物の片づけでどっと疲れてしまい何日も片づけない日が続くより、ちまちまとでも、目の前の小さなモノやコトから片づけているほうが、
やる気を無くしてしまわずに済んでいたからです。
小さな達成感が想像以上に
片づけ欲を刺激するのを知ったことも、せっかちだった私が焦らなくなった理由のひとつです。
片づけたいけど、片づけられない。片づけられないけど、片づけたい。
こんな時は片づけ方を見直すチャンスだから、自分に問います。
「若い人や元気な人、片づけの上手な人のやり方に、影響を受けすぎていないか?」
「早くスッキリしたくて無理をしていないか?」
自分で自分のペースをつかむことが大事。
まあいいかの精神で、やめなければよし。
片づけ急いで失敗し、減速してもOKとわりきったら、たとえ小さな達成感でも片づけのパワーになるとわかりました。
片づけ方の工夫が読めるテーマ。こちらも参考にどうぞ。
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2冊目となる書籍を発売中です。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。