ひとつ前の記事の続きで、捨てたあとうまれたマイナス面とプラス面について書きます。
参照:
⇒「キッチンになくても大丈夫だった、捨てたあと買い直していないもの37」物を減らすことで生じたマイナス面をプラスに
道具を減らせば別の工夫が必要になるし、出来なくなることが増える場合もあります。
たとえばピーラーひとつとってもそう。捨てたことによって野菜をスライスすることはできなくなりました。
あの食感を出せるような包丁さばきも、私にはできません。でもピーラーを上手く使えなくなったので 要らなくなったのです(私は右手が少し使いづらいです)。
今は、できるだけ薄く切ったり、スライスするのをやめてみじん切りにしたりと、やれる範囲で変更しています。

たくさんの種類の料理をいちどに作る人には、道具をどんどん減らすことはおすすめできないです。
鍋類にせよ、こういう小さなキッチンツールにせよ、減らせば道具を使い回すことになります。
するとどうしても、使っては洗い使っては洗いというやり方になるため、かえって不便だと思うからです。
でもそうでない人なら、減らしてから別の方法を探したり前向きに妥協してみるのもいいと思います。
今まで道具で埋まっていた収納場所に余裕をもたせることができるし、管理もラクになるからです。
私は、引き出しに入れたままだった使わないキッチンツールや便利グッズなどを捨てたことで、出し入れや掃除がうんとラクになりました。こんなことひとつでも嬉しいです。
いる・いらないの判断も、人それぞれでいいと思うようになりました。私は私でいいと。片づけはじめたころは、こんなことさえ人と比べていました。
片づけると、自分の大事なものを収納できる
これだけ物を捨ててきましたが、息子や娘が使っていた小さなお弁当箱やお箸、コップなどは、ひと揃えおいてあります。
モノがなくても思い出せることがたくさんあるのはたしかですが、見て触れて思い出したいモノもあるからです。
今は戸棚もガラガラなので、余裕を持って置いています。

捨て疲れしていませんか。無理に減らそうとして、嫌になっていませんか。
私も自分の軸なんてなくていつもグラグラで、何を捨てて何をおいておくか、すぐには決められなかったです。
でも、片づけているうちに迷わなくなってきました。
「これはなくても大丈夫そう、他のやり方もきっとある」「これは人から見ればガラクタでも、私にとっては宝もの」このようにやわらかく考えてみることで、片づけのハードルを下げやすくなりました。
妥協という言葉を避けてきた人も、前向きに使うのなら大丈夫じゃないですか?私は平気になりました。
よかったらこんなふうにラクに捉えてみてください。
暮らしがらラクになる記事が読めるテーマ。こちらも参考にどうぞ。
ブログ村テーマ捨てても、大丈夫だったもの 暮らしになくても、なんとかなるものキッチンの片付け・断捨離・収納 ブログランキングに参加しています。「読んだよ」の合図にでも下のバナーをクリックして下さると嬉しいです。いつも応援してくださり、ありがとうございます。
↓

3/29書籍発売。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。