捨てても捨ててもスッキリしない時は、まず、その理由を考えます。
今日はこのことについて、最近片づけている場所の画像とともに順番に書きました。
・片付けていてもスッキリしない理由
・焦る気持ちを捨てる
・自分に合った片づけ方を探る
・効率よりも結果重視で
片付けていてもスッキリしない理由
①そもそもそこにモノが多過ぎて、捨ててはみたが、自分で思うほど減らせていない
②片付けを、”捨てさえすればスッキリする行為”だと期待している
③片付け方にこだわり過ぎている
私が、「捨てても捨ててもスッキリしない」と感じるときは、たいていこのいずれかの状態にありました。今もときどき、こうなります。
まず物を減らすのが先だというのを、ときどき思い出すようにしていました。
焦らなくても片付いていくとわかってきてからは、無理をしなくなりました。
焦る気持ちを捨ててみる
捨ててもスッキリしないと思っていたときは、モノの量や収納方法などの物理的な問題より、精神的な問題で行き詰っていることの方が多かったです。
捨ててモノを減らすことさえできれば解決するなんてこと、ないのです。わかっていても期待してしまう時というのは、本当の悩みに「部屋が散らかっていること」を上書きしていたときでした。
つまり私はすり替えていたのです、片付けなければいけない物と考えなければいけないことを。
まずは、すぐ焦ってしまう自分をコントロールできるようになりたいと考えました。
今回は、あと一踏ん張りでゴールが見える・・・というところで置いてあった外の物置きを片付けました。


また別の日に、物置きから出したモノをクリーンセンターへ運び、無理をしませんでした。
同じ日に運ぶ元気がなくてもよいと、自分に言い聞かせたのです。
こんなことひとつからでも、自分の片付け方を変えていけると思っています。

自分に合った片づけ方を探る
外の物置きは2014年の秋ごろから片づけていますが、焦って失敗したあとは納得しながら手放すことができているので、満足しています。
私の片づけの目的は、管理すべきモノを減らし、残りの人生にかかる負荷を少しでも減らしておきたいという、単純なものです。
目的が単純だからこそ、片付けていて行き詰ったとしても、この原点に戻りやすくなりました。
本当の悩みに「部屋が散らかっていること」を上書きしていた頃の私は、片付けの目的をもっと立派なものにしたくて、もがいていました。
効率よりも結果重視で
●捨ててスッキリすることに期待しすぎない。
●一気にやろうとしてつまづいたら、分けて片づけてみる。
●この場所からこのやり方で・・・と思っても上手くいかなくなったら、別の場所やモノの片づけに目を向けてみる。
片付けたくない、でも、片付けないと暮らしにくいのはわかっている。だから早く片付けてしまいたい。
このような焦る気持ちを手放し、小さくても片付けの結果を出し続けていくことで自信もついてきて、また続けようと思えました。
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