
1階にある半間より少し広いだけの押入れは、我が家では一番使いやすい場所にある収納です。ここに布団以外の物もたくさん押しこんでいましたが、何度か断捨離を繰り返すうち、だいぶ余白ができました。
今日はこの押入れにあって、
捨てて一番良かったものと、
足して使いやすくなったものについて書きます。
今までの私の押し入れの片づけについては、この記事でまとめています。
⇒ 押入れの片づけの順番、5ステップでスッキリ◆椅子を持ってこないと届かない場所は無い場所と思おう。 押入れの片づけ。捨てて良かったもの

客用布団やコロ付きのラック、カバーやシーツの予備以外にも、たくさんの物を捨ててきましたが、押入れから捨てて一番良かったものはダンボール箱です。
これを捨てたことが、収納に対する思い込みを手放すきっかけになりました。
小さめの押し入れには、上から下、前から奥へと、たくさんのものを詰め込んでいました。ダンボール箱に家電を入れ、その上にも何かを乗せるという収納も、当たり前でした。
ですから、石油ストーブとファンヒーターは、毎年、購入時の箱に入れた状態で収納していました。
でも、この段ボール箱がくせもの。かさばるし、古くなると汚いし、ずっと気になっていました。ただ、箱の上にも何かが入った箱をのせていたので、必要だと思っていました。
箱の上にあったものをどんどん減らしたら、このダンボール箱も捨てることができました。そして今まで2階へもって上がっていた扇風機も、1階のこの押入れへ収納できるようになりました。

今、ストーブやファンヒーターも、透明の大きい袋でざっくり覆っているだけです。埃は少々入るでしょうけど、使う時に拭けばまあいいか、と思っています。
季節家電は次に使うまで何か月もあります。でも、重たくてかさばる物が使う場所の近くで収納しておけるというのは、やはりラクです。
押入れに足して使いやすくなったもの
⇒ バッグ収納で、押入れのデッドスペースを活用する方法 
押入れの突っ張り棚に15㎝ほどのS字フックを取り付けました。100円ショップのセリアで購入したものです。ひっかけるのは、寝る間際にするネックウォーマーとレッグウォーマー。
パジャマより洗濯の頻度が低いからか、置き場所を決め切れず、よく迷子にしていました。ここにかけていて恰好の良いものではありませんが、場所が決まっていることの方が私にとっては大切。すぐ見えているので、探さなくなりました。
自分にあった捨て方・片付け方
長年の習慣や思い込みはなかなか手放せませんね。使わなくてもあって当たり前だった予備の布団カバーやら毛布やら敷パッドやらを捨てて初めて、「箱ごと収納」も止めようと思えました。
寝具の予備のあれこれは、嫁いだ頃から当たり前に置いておくべきものとして、ずっと入れ替えながら持ち続けました。
今はもう子育て世代でもないし、そんなに必要ありません。洗っておいても黄ばんでしまうこともあり、それを目にするだけで億劫な気持ちになっていました。
一気に捨てることなんて出来ませんし、しなくていいと思います。でも、少しずつ納得しながら手放していく作業は、心地よいものです。
3/29書籍発売。人生後半を身軽に暮らしていきたいという人に向けて書きました!年齢を重ねていても片付けが苦手でも、変えていくことができます。30代や60代の人からも「わかりやすかった」という感想をいただいています。手にとっていただけると嬉しいです。